更新日08.1.11
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■東京外国語大学英語学部に編入した卒業生が来校しました


国立東京外国語大学英語学部3年
2007年 英語翻訳科卒業
埼玉県立熊谷高校出身

英語翻訳科を卒業し、超難関の東京外国語大学 英語学部3年次に編入した先輩が来校しました。東京外国語大学には昨年度は2名の編入学合格者が出ています。清水君に大学の授業やキャンパスライフについてインタビューしました。
★清水君の東京外国語大学編入学試験合格時のインタビュー
★JCFLの大学編入システムはこちら

東京外国語大学に大学編入した卒業生

Q 大学ではどんな勉強をしているの? 

 総合文化コースの西洋古典文学のゼミで、ギリシア古典を学んでいます。特に楽しいのは、ラテン語と文化リテラシーの授業です。

Q どんな所が面白いの?

 ラテン語は活用が難しいのですが、やはり様々な古典語の基礎になった言語なので、興味深いです。英語の語源についての理解も深まります。文化リテラシーは、テレビ番組や音楽、小説、絵などの裏に隠された意味、その時代の社会事情に影響された部分などを見ていく授業です。例えば、従軍慰安婦に関する某局TV番組で改ざんが問題になったことがありましたが、実際の裁判の様子と実際の報道内容とを見比べて、どんな部分に手が加えられたのかを検証したり、漫画の登場人物の服装から男女の地位に対するその時代の考え方を分析したりします。文化を色々な角度から考える授業を受けるようになってから、マスメディアが伝える内容をそのまま信じるのではなく、斜めに見るというか、考えて受け取るようになりました。

Q JCFLで学んで大学生活に役立っていることは?

 全てです。

Q キャンパスライフはどう?

 編入学生同士、仲はいいです。同じ分野に興味を持っていて、教養が深かったり、目のつけどころが面白いので、話がどんどん深まっていくのが楽しいです。

Q 将来の夢

 卒業後は、出版関係の仕事に就きたいと思っています。日本の文学を外国に紹介していきたいです。

Q 大学編入をめざす人へ

 とにかく沢山本を読んでください。あとは、興味のあることはどんどん勉強しておくといいと思います。絶対に無駄になる経験は無いですし、関係ないようなことでも、後で必ず意味が出てくるはずなので。私は、高校の頃にあるソフトにはまって色々調べたことがあるのですが、編入試験ではその話題に関連した問題が出たことがありました。自分の中の知識が多ければ多いほど、実際の試験で動揺することは無くなります。

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