オーストラリア留学現地レポート

REPORTER

沼津市立沼津高等学校出身 
海外芸術大学留学科2006年卒

スウィンバーン大学 コミュニケーション・デザイン(BA)専攻(3年制)

2007年11月

 

マルチカルチャーなメルボルン

あちこちでギャラリーや企画展

メルボルンに来て1年と半年が経ちました。初めはわからない事ばかりで不安でしたが、お友達もだんだんと増えてきて英語を話す事もごく自然になりました。
 
休みの日は友達と映画を見に行ったりギャラリーに行ったり、gig(ライブ)に行ったりしています。メルボルンはマルチカルチャーの都市なのでいろんな国の人が住んでいます。電車に乗れば10カ国語以上の違う言葉が耳に入ってくると言っても過言ではありません。オーストラリアの文化だけではなく他の国の文化も知る事ができ、とても勉強になります。私は中国料理が大好きなんですけど、メルボルンにはもの凄い数の中国料理屋があるので、いろいろ食べ比べながらどこが一番おいしいか模索中です。

アートを学ぶのに最適な街

街全体がアート

日本と季節が逆なので今は夏なのですが、街にはクリスマスの飾りがたくさんあります。暑い暑いと言いながらクリスマスツリーを眺めるのは不思議な気分になります。基本的にメルボルンは冬が長いです。今も昼間は汗が出る程暑いのに朝と晩はまだ冷えます。あと夏は毎日晴れて気持ちがいいのですが冬は雨がたくさん降りとても寒いです。
 
メルボルンはアート、デザインを学ぶ場所としては最適だと思います。なぜなら美術館、アートギャラリー、そして様々なアートデザインイベントがあるからです。毎週のように新しいアートデザインに触れる事ができ、作品に対しての意欲、刺激にもなるのでイベントには積極的に参加しています。アートデザインの情報誌が簡単に手に入るので、いつどこで何のイベントがあるかすぐにわかります。あと様々な建築物やグラフィティーを街中で見ることができます。クラシックな教会からポストモダンな建物まで街の至る場所にあるので、歩いているだけでアイデアがどんどん浮かんできます。そして夜のライトアップがとても奇麗です。

大学の様子

ここで勉強をしています

私の通っているSwinburne University of TechnologyはPraharanという素敵なアートデザインのお店が沢山あることで有名なエリアにあります。学校の帰りは本屋さんに寄ったり作品の材料を購入したり、日本スーパーで味噌を買ったりしています。学校では1つのsemester(学期)で4つの科目を同時に勉強します。今回はForm and structure(Adobe社のソフトウェア「In Design」の使い方)、Photography(写真の使い方)、Design Studio(アイデア発展)、method of Investigation(リサーチの勉強)
 
をしました。工科大学なので連絡事項は主にonline(インターネット上)で確認します。必ず1科目はOnline discussionがあります。英語がまだ自由に使いこなせないので、これが一番大変です。あとの科目はstudioとLectureなので先生やクラスメイトと直接話せる事ができてとても楽しいです。