アメリカ留学現地レポート

REPORTER

東京都立北園高校出身 
アメリカ・カナダ留学コース2012年卒

オレゴン大学(4年制)編入

BACKNUMBER

2014年1月

 

オレゴン大学に編入しました!

キャンパスの正門です

オレゴン大学に編入して数ヵ月が経ちました。秋は紅葉が鮮やかにキャンパス内を彩りとてもきれいでした!!
 
11月に入り無事に中間試験も終えて、今は勉強とプライベートを両方楽しめるようになりました。
 
今回のレポートでは、まずは私がいま通っているオレゴン大学について少しご紹介したいと思います。

キャンパス内です。紅葉が綺麗きれいです。

オレゴン大学(University of Oregon)はシアトルとサンフランシスコの間に位置するオレゴン州ユージーンにある州立の4年制大学です。 学生数は学部生と院生を合わせて2万人を超えるマンモス校で、ユージーンの人口のおよそ15%を学生が占める学園都市となっています。
 
キャンパスのあるユージーン市は緑豊かな街で、映画「スタンド・バイ・ミー」の撮影地やスポーツブランドのナイキ発祥の地として知られています。学業分野では教育学やジャーナリズム、国際関係学などが全米内で高い評価を得ていて、オレゴン州の総合研究大学となっています。

クオーター制のメリット

入寮時の部屋の様子です。
2人部屋でバス&トイレ付きです。

オレゴン大学に編入する前に通っていたセメスター制(前期・後期)のコンコルド大学と違い、オレゴン大学は1年間を春夏秋冬の4学期に分けるクオーター制を採用しています。1科目3単位もらえたコンコルドに比べてクオーター制では1科目4~4.5単位と多いですが 、卒業までに必要な単位も180単位とコンコルドより約60単位多いので、結果的に卒業時期は同じです。個人的には1学期4.5ヶ月のセメスター制より3ヵ月で履修可能なクオーター制のほうが好きです。期間が短いため授業はハイピッチで進みますが、一気に学んでいくので理解しやすく、テスト範囲もセメスター制よりやや狭い印象を受けました。

今学期から来た留学生です。交換留学生も含めて
およそ800人だそうです。多い!

今学期はEast Asian Linguistic Language(東アジア言語)というクラスを取っています。このクラスは文系の一般教養科目として必要で、主に中国、韓国、日本の言語について学びます。このクラスを通して、私は中国&韓国の文法や歴史からK-POPなどのポップカルチャーまで幅広く学ぶことができました。
 
中でも一番苦戦したのがまさかの日本語。敬語をはじめ、カタカナやひらがなのルーツ、そして今話題の草食系男子についてもレクチャーで取り上げられました(笑)。特に助詞の「~が」と「~は」の違いを述べなさいという問題が出題されたときは思わず「えっ?」となりました。答えは「その主語が既に述べられている情報か否か」らしいのですが…普段何気なく使っている言葉を理論的&文法的に説明するのはなかなか難しく、今まで気づかなかった日本語の一面を知ることができました。

友達もたくさん。楽しいキャンパスライフ!

Halloweenはみんなで仮装?をして部屋でホラー映画を観ました。

私は今、キャンパスから少し離れた大学寮にアメリカ人のルームメイトと住んでいます。隣の部屋の友達もよく遊びにくるため部屋のドアは常に開けっ放しで、にぎやかな毎日を過ごしています。
 
寮の周りには日本食や中華、イタリアンなどさまざまな種類のレストランがあり、市内を走っているバスを使えば(学生は無料で乗車できます)ショッピングモールやWalmartのような大規模のスーパーマーケットに行くこともできます。
 
最近の趣味は友達と映画を観に行くこと!ショッピングセンター内の映画館は8ドルで映画を観ることができます。字幕はもちろんないので内容に追いつくのが大変ですが、いい英語の勉強になっています。

楽しいスポーツ観戦

先週の土曜日にカレッジフットボールの試合がありました。オレゴン大学のスポーツチームや在校生・卒業生は公式マスコットにちなんで”Ducks”と呼ばれ、ユージーンの人々に愛されています。 オレゴン大学のフットボール部(通称Ducksと呼ばれます)は全米2位を誇る強豪校です。週末には他の大学との試合があり、毎回大勢の人が観戦に行き、会場はオレゴンカラーの黄色と緑で埋め尽くされます。今回の対戦校はユタ大学で、試合は44-21でDucksが勝利しました!
 
次の学期からはいよいよJunior(3年生)です。大学生活も折り返し近くなので、気を抜かずに勉強面も生活面も充実させていければいいなと思っています。

2014年7月

 

アメリカでパソコンの修理

Macサポートセンター

高校生の皆さんはどんな毎日を過ごしている頃でしょうか?そろそろ試験が一段落する頃かもしれませんね。私もJCFLにいた頃はクラスについていくのに毎日必死に勉強していました。JCFLで学んだことは、留学してから必ず役立つので、いろいろな知識を存分に吸収していってほしいなと思います!
 
さて、今日はパソコンについての情報を少しお伝えします。先日、私の使っているパソコンが壊れてしまい、修理をしてもらいました。
 
幸いMacを使っていたため、ショッピングセンターなどに「The Mac Store」と呼ばれるサポートセンターの方に持っていって1週間前後で直すことができました。日本製のパソコンも(以前までずっと使っていました)すごく使いやすいので、一概にこのメーカーがおすすめ!ということはできませんが、個人的にMacはアメリカで主流のメーカーなのでサポートなどもしっかりしていて気に入っています。パソコンは大学生活での必需品の一つなので、自分が一番使い慣れているものを持っていくのがベストだと思います!オレゴン大学では、キャンパス内に「テクニカルサポートセンター」と呼ばれるパソコントラブルに対応してくれる場所もあるので、そういった所を活用するのも良いと思います。

アメリカの学生たちのファッション

カジュアルなファッションが多いキャンパス

続いて、普段の学生たちのファッションについてご紹介します。 男性の服装はパーカーにジーンズやカラーパンツ(いわゆるチノパンと呼ばれるもの)にリュックにスニーカーという格好が最も一般的です。ユージーンはスポーツブランド「ナイキ」の発祥の地であるためなのか、ナイキのスニーカーを履いている人をよく見かけます(笑)。全体的に「オシャレ」というよりは「動きやすさ」を重視している感じがします。 女の子はやはり現地のアメリカ人がどのような服装をしているのか、自分もどんな服を持って行けばいいのかいろいろ悩みますよね。

オレゴンでもお寿司が食べられます!

オレゴン州やワシントン州は雨がよく降るため、レインブーツや撥水加工の施してあるジャケットを持っていくと非常に便利です。そして基本的にみんな傘をさしません。ウェストバージニア州でも雨の日に傘をさした人をあまり見かけませんでした。みんなレインジャケット+レインブーツで雨をしのいでいます。
 
女性も基本的にはカジュアルな服装をした人が多いです。ジーンズにスニーカー、リュックの人をよく見かけます。晴れた日はワンピースにサンダルなどオシャレな服装の人もいますが、普段はラフに、休日や天気のいい日にオシャレを!というのがオレゴンとウェストバージニア共通の学生のファッションスタイルなのかなぁと思います。

しっかり自己管理をして「Exam Week」を乗り切ろう

Spring Break

オレゴンでは最近雨の週と晴れの週が交互にきています。そして天候の変化に加えて、いまは「Exam Week」と呼ばれる中間試験シーズンなので勉強に追われ、みんな体調を崩しやすくなっています。
 
留学中は健康やタイムマネージメントなどの自己管理能力を身につけることが非常に求められるので、日本にいるうちに時間の使い方(「この課題は仕上げるのに何日かかるから、何日前から始めよう」など)と自分の生活のリズムをしっかり整えておくと良いと思います。
 
私はこのタイムマネージメント能力を身につけるのに結構時間がかかりました。しかし、だんだん慣れてくると「この試験範囲なら○日あればすべてカバーできる」「私はEssay(小論文)を書くのに人より時間がかかるから○日前から取り組もう」などのプランがしっかり立てられるようになります。自分の得意不得意&優先順位を考えて時間を管理することが留学をより成功させるカギだと思います。