Q キャビンアテンダントを目指すようになったきっかけを教えて下さい
A 漠然とした憧れはずっとありました。小さい頃から母が「キャビンアテンダントになってね。」と口にしていたので、何となく‘自分はなるのかな’という思い込みもあったりして。でもそんなに深く意識はせず大学生になり、ハタチを迎えた時、‘このままの自分じゃ、どこにも就職できない!’と急に感じたんです。将来自分はどんな仕事をしたいのか、真剣に考えてみて、キャビンアテンダントしか思い浮かびませんでした。しっかり勉強しよう!とこの時本気で思いました。
Q キャビンアテンダントになるために当校のキャビンアテンダント・エアライン科を選んだ理由を教えて下さい
A 通っていた大学の就職実績を見ても、キャビンアテンダントになれる人は年に1人いるかどうか。だったらエアラインの専門学校に行こうと思ったんです。母は大学を辞めることに反対しましたが、父が説得してくれて最終的には納得してくれました。インターネットでJCFLを見つけ、説明会に参加してみたのですが、在校生がすごくカッコイイことにビックリしました。学校だけれど既にエアライン業界のような雰囲気が漂っていて、‘普段から学べるんだ’と感じましたね。ほとんど毎日スーツ登校で、先生方が着こなしも見てくれるということでしたし、『エアライン知識』という授業も面白そうで、入学を決めました。
Q キャビンアテンダント・エアライン科に入学して感じた大学との違いはどんな事ですか?
A それまでは先生という存在は、仲良くなったら友達と同じで言葉遣いも気にしていなかったのですが、エアライン科に入ってからは、先生方が厳しいので言葉遣いなどにはとても気をつけるようになりました。授業だけでなく、先生とのやり取りでも日々学ぶことが多かったですね。他学科の先生方も色々な業界の経験があり、詳しい話を聞けるので就職を考える際とても参考になりますし、私の場合は‘やっぱり自分はキャビンアテンダント’と思いを強くすることができたので良かったと思います。
それから、大学では就職の準備を早く始めると何となく気まずい雰囲気があって、始める時期が遅いのですが、専門学校は入学した時から就職を真剣に考えている子が多いですね。しっかり考えていて、年下の子から学ぶことが多かったです。エアライン科だと、実際の就職活動を始める時期には既に社会人のマナーは身についているし、スーツ選びなども終わっているので、大学に比べると楽だったかなと思います。
Q 1年次の夏休みはスカイネットアジア航空のインターンシップに参加。どんな点でプラスになりましたか?
A 約1ヶ月半、スカイネットアジア航空のグランドスタッフとしてインターンシップをさせて頂いたのですが、思った以上に色々な種類の仕事があることを知りました。周りのスタッフの方々は親切に接して下さって、とても充実したインターンシップだったのですが、ここでグランドスタッフの仕事を体験したことで、自分が本当にやりたいのはお客様とじっくり接することのできるキャビンアテンダントの仕事だという確信を持つことができたので、就職活動を進める際に役立ちました。
Q 就職活動を振り返って、どんな点でキャビンアテンダント・エアライン科で学んだことが活かせましたか?
A エアライン科で学んだ沢山のことが役立ったのですが、中でも模擬面接の授業が良かったと思います。入退室や着席の仕方など基本的な立居振舞いから、面接であまり使ってはいけないフレーズまで、色々なことを教えて頂きました。履歴書は、先生方に何度も添削して頂きました。先生とのやり取りで一番印象に残っているのは、担任の米川先生に励まして頂いた時のことです。ある採用試験に失敗したことがショックでずっと沈んでいた私に、「せっかく親しみやすい笑顔が魅力なんだから、それを出さなくちゃ。受けていく内に好きになる会社もあるかもしれないし、前向きにいきなさい。」と、親身になって力付けて下さったんです。それからは、スッキリした気持ちになってジェイエアを受けることができ、こうして内定を頂くことができました。
Q どんなキャビンアテンダントになりたいですか?今後の目標を教えて下さい
A ジェイエアのキャビンアテンダントは1人で乗務しなくてはいけないので、基本となることをきちんと勉強して、忙しくてもお客様のご要望を見落とすことがないように気配りのできるキャビンアテンダントになりたいです。1人ひとりのお客様に「この飛行機に乗ってよかったな」と思って頂けるようになれればと思います。
Q キャビンアテンダントになりたい人、キャビンアテンダント・エアライン科に興味のある人へ
A 私はエアライン科に入って、本当に良かったと思います。先生方は厳しい時は厳しいですが、本当に私達のことを考えていて下さり、強い味方になって下さいます。クラスの友人たちは同じ業界を目指しているので、‘負けないようにもっと頑張らなきゃ’という気持ちになれますし、採用試験で同じように失敗した時、「次頑張ろうね!」と励まし合えるのは嬉しかったです。始めは専門学校というと、‘高校卒業後すぐに入ってくる子ばかりだろうな、溶け込めるかな’という不安があったのですが、全然気にせず入れました。年齢を気にしている方もいるかと思いますが、安心していいと思います。