新幹線パーサーのお仕事は、東海道新幹線を利用するお客様を爽やかな笑顔でお迎えし、快適な旅をサポートすること。ビジネスマナーとホスピタリティー精神はもちろん、外国人客に対応できる英語力も必要です。
当校からは、今年は５人の内定者が出ています。今回は、稲川先輩に就職活動や学生生活について聞きました！




ジェイアール東海パッセンジャーズ　新幹線パーサー内定
キャビンアテンダント・エアライン科 2年
茨城県立土浦湖北高校出身

Ｑ　内定おめでとう！新幹線パーサーのどんな所に惹かれましたか？

Ａ　最初はエアライン業界だけを見ていましたが、就職活動を進める中で、新幹線パーサーも、飛行機と同じように限られた場所・時間の中で大勢のお客様に出会える仕事だと聞き、興味を持ちました。自分自身、旅行が大好きなので、サービス次第でお客様の旅を印象に残るものにできる所に魅力を感じたんです。

Ｑ　高校卒業後の進路として、日本外国語専門学校を選んだ理由を教えてください

Ａ　常に挑戦できる仕事、成長していける仕事に就きたいと思っていて、私にとってはそれがキャビンアテンダントでした。高３からエアラインの専門学校巡りをして、最終的に英語も強化できそうな学校２校で迷いました。JCFLは先生の熱意がすごく伝わってきて、エネルギーを頂けたんです。先輩方も入学３ヶ月目とは思えない程しっかりしていて。‘この先生方についていけば何かが変わる！ここしかない！’と胸が熱くなりました。

Ｑ　期待を持って入学したエアライン科。学生生活で印象に残っていること、気に入っている点は何ですか？　

Ａ　最初はエアライン科の厳しさというか、徹底した指導ぶりに違和感を感じることもありました。でも今になればそこで覚えた事が就職に直結していたんだと分かります。それから、私は先輩に「ファンです」と自分から突撃して（笑）、話をお聞きしていたのですが、これがとてもやる気アップにつながりました。私は英語が苦手だったので、同じように苦手な英語を克服してCAに内定した川崎先輩から、英語の勉強法や就職活動のアドバイスを頂くのはとても励みになりましたね。

Ｑ　１年で英語はどのくらい伸びましたか？何が良かったですか？

Ａ　１９０点アップしました！最初はスペルも覚えられないし、文法も分からなくて、大変な状態でした。でも、JCFLの先生方はみんな教え方がうまくて、覚えやすい歌にして下さる先生もいれば、石橋先生のように情熱的でいつも的確なアドバイスをくださる先生もいて、楽しみながら、でも最短距離で基礎力をつけられた気がします。

やはり分かってくると楽しくなってくるので、今は英語が大好きです。なぜかよく外国の方に道を聞かれることが多いのですが、つたなくてもちゃんと分かってくれたり、ちょっとしたやり取りができると、英語ができるようになってよかったなと嬉しくなりますね。

Ｑ　エアライン科の授業や先生のサポートで、就職活動に役立ったものはありますか？

Ａ　ビジネスマナーの授業でお辞儀の仕方から敬語まで教えていただき、間違ったものを使うとすぐに先生が指摘して下ったのがよかったと思います。クラスメート全員の前で先生と１対１で行う面接練習は、最初は辛くてしょうがなかったのですが、その先生の厳しさが次へのバネになったり、友達同士の意見を参考にして、少しずつ変わってきましたね。

良いことも厳しいことも正直に言ってくれる仲間とは、一生モノの絆が深まったと思います。担任の山本先生も‘お母さん’と呼びたくなるような愛のある先生で、就活中落ち込んだ時はそんな先生や友達がいたからこそ立ち直れました。

Ｑ　どんな新幹線パーサーになりたいですか？

Ａ　早く仕事を覚えて、社会人として責任ある仕事をしていきたいです。お客様が１００人いれば１００通りの接客があると思うので、お客様のニーズに応えられる新幹線パーサーでありたいですね。パーサーには５段階くらいの役職があり、その段階が上がれば任せてもらえる仕事が増えていくので、常に上を目指して頑張っていきたいと思います。

Ｑ　日本外国語のエアライン科に興味のある人へ

Ａ　私はこの学校に入学したことに本当に満足しています。良い仲間、良い先生と出会えましたし、何より自分自身がすごく変わりました。高校の頃は、いわゆる‘ギャル’で、学校の遅刻早退は多かったし、家族にも迷惑をかけていたと思います。でも、この学校でやりたい事を見つけてからは、今までオシャレに使っていた時間を全て目標のために使うことができたし、挫折しそうな時も自分を見失わずに、また立ち返ることができました。みなさんも、自分の可能性を信じて一歩を踏み出してほしいです。この学校に来れば、必ず道が開けます。ぜひチャレンジして下さい！