Q 空港の仕事に就きたいと思うようになったきっかけは何ですか?
A 父がスリランカの人で、親戚が日本に来る度に空港までよく迎えに行きました。沢山の人が行き交う、あのワクワクする雰囲気が大好きで、‘この場所で働いてみたいなという気持ちはありました。
Q 空港の仕事に就くために、どうしてJCFLの国際観光科を選んだのですか?
A 空港の仕事に憧れていたとは言っても、ツアーコンダクターにもなりたいし、ディズニーランドのホテルで働いてみたい、という思いもあって、1つに定まっていなかったんです。観光科はその全てを勉強できて、卒業生の就職先も幅広いところが魅力でした。高校の先生が専門学校を2、3校紹介してくれて、その内の1つであるJCFLを見に来たのですが、学生が真面目でしっかりしているのが印象的でした。私は遊び癖・怠け癖がついてしまっていたので、こういう学校できちんとやろうと思ったんです。ここなら資格もちゃんと取れそうな気がしましたね。
Q 就職活動はどのように進めましたか?
A 最初はホテルを受けていたのですが、全部残念な結果に終わってしまいました。いい所まで選考が進んでいたホテルもあったのに、と担任の佐藤先生にご相談すると「迷いがあったんじゃない?」と指摘して下さいました。考えてみると確かに、‘どうしても行きたい’と言えるホテルはなかったんです。何をしたいのか分からなくなった時に、この募集を知り、とにかく空港まで足を運んでみました。休憩時間には屋上へ上がって飛行機を見られるということも分かり、‘ここなら頑張れるな’という気がしてきました。
Q 国際観光科で学んだことや学校生活を通して身についたことで、内定獲得に結びついたことはどんなことですか?
A ビジネスマナーの授業があってこそ!ですね。履歴書の書き方を教えて頂いたのは本当に役立ちましたし、安重先生が配って下さったプリントもグループディスカッションの注意点が細かく書かれていてとても参考になりました。それから、先生や友達のサポートが本当に大きかったと思います。就職活動に行き詰った時があったのですが、「航空業界に興味がある」とお話しすると、就職指導室の遠藤先生や担任の佐藤先生が航空業界関連の求人票を次々と紹介して下さり、アドバイスを下さいました。クラスの友人たちも、もう自分の内定が決まっているのに相談に乗ってくれて、履歴書のアドバイスや面接練習にまで付き合ってくれました。親身になって支えてくれたことに本当に感謝です。
Q どんな空港スタッフになりたいですか?今後の目標は?
A 接客業なので、笑顔を絶やさず誰からも好かれるスタッフでいたいです。お客様に言われなくても、目配り気配りができるプロを目指してやっていきたいと思います。将来仕事で役立つように、選択授業で中国語を取っているのですが、この勉強は卒業しても続けていきたいです。
Q 国際観光科、観光の仕事に興味がある人へのメッセージ
A 観光科はツアーコンダクターや旅行会社に就職を限定しているわけではなく、サービス業全般を目指せる学科です。担任の佐藤先生は、ホテル業界など色々な仕事を経験していらっしゃるので、とても参考になるアドバイスをして下さいます。何でも相談してみるといいと思います。就職活動に関しては、早めにスタートすることをおススメします。足を運んで職場の雰囲気を見たり、自分なりにどんな仕事なのかを調べたり、また自分に何が向いているのかを知ることはとても大切です。