青年海外協力隊員・JCFLお仕事ガイド
青年海外協力隊員
青年海外協力隊員をめざすには

★青年海外協力隊員とは?
青年海外協力隊は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施している国の事業。現在、75以上の国に、約2,500名の隊員を派遣しています。隊員は、開発途上国の人々とともに生活をし、働き、相互理解をはかりながら、人々の自助努力を促進させるように協力活動を行います。期間は原則2年間。現在青年海外協力隊の職種は8部門、120職種ほどあります。
何より、途上国の国づくり、人づくりに貢献しているという喜びがある仕事です。各国からのボランティアや現地の人々と親しくなれるのもメリット。2年間の異文化体験は、自分自身をも大きく成長させてくれます。

★青年海外協力隊員になるには?
原則として、実務経験が求められます。専門分野での仕事を数年経験し、それから青年海外協力隊に応募します。選考は、一次選考(書類選考)と二次選考(語学試験・面接)があり、合格者は語学に重点が置かれた65日間の派遣前訓練を受けた後、各国に派遣されます。
選考の際には英語の試験が行われれるため(TOEIC730点以上は免除)、英語力をつけておくことが必要です。また社会でしっかりと実務経験を積む必要があります。

青年海外協力隊員仕事イメージ

★青年海外協力隊員の夢を叶えた先輩

青年海外協力隊員に合格した卒業生

青年海外協力隊員(モンゴルへ派遣) 尾島さん(埼玉県立深谷第一高校出身)

「旅行会社で4年間働いた後、青年海外協力隊に。職種は「観光業」。大自然が魅力のモンゴルでは現在、国を挙げて「観光立国」を目指しており、そのためのノウハウを伝えることが、私のミッションでした。モンゴル語は、派遣前の2ヵ月間の研修で必死に勉マスター!旅行会社での経験を活かして「モンゴル国立大学・エコツーリズム学科」の学生たちを指導してきました。印象的だったのは、モンゴルの人々の絆の強さや生きる上でのたくましさ。モノにあふれ、毎日忙しく暮らす日本とはまったく異なる「心の豊かさ」を実感しました。本当に行ってきて良かったと思います。」
  ⇒モンゴルでの活動報告はこちら

青年海外協力隊員に合格した卒業生

青年海外協力隊員(ウガンダへ派遣) 畠山さん(北海道立帯広三条高校出身)

「青年海外協力隊員は、3ヶ月の訓練の後、現地に2年間派遣されます。私は「村落開発普及員」という職種なのですが、これは村の収入が上がるような活動や、衛生面の改善に向けた取り組みに携わるものです。私が派遣されたのは、アフリカ・ウガンダの首都カンペラから70km離れた村で、現地のNGOの活動と協力しながら奮闘中です。異文化について、ボランティアをする際の心構えについて、また実際的な活動のノウハウについて、JCFLで学んだことが生かされています。」
  ⇒ウガンダでの活動報告レポートはこちら  

日本語教師をめざすなら

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青年海外協力隊員やNGOのスタッフなど、国境を超えたグローバル社会の一員として活躍できる人材を目指し、国際関係を理解するために必要な力を身につけます。まず、紛争、格差社会、差別、貧困など世界の現状を知り、なぜ起こるのかを多面的な支店で学びながら、英語・日本語でディスカッション。3年をかけてリサーチやプレゼンテーションのスキル、交渉力も磨きます。
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