オーストラリア留学現地レポートREPORTER
沼津市立沼津高等学校出身 スウィンバーン大学 コミュニケーション・デザイン(BA)専攻(3年制) 2010年1月
大学生活!
大学に入ってからも言葉の壁はありましたが、出る課題がとても興味深いものばかりでもっと色々なことが知りたい、もっと沢山のことを学びたい!という好奇心が不安を見事にかき消してくれました。
それにしてもオージーの気さくさと言ったら!とってもフレンドリーで違う文化に興味を持っている人からは、よく日本のデザインについて聞かれました。大学時代でできた友達は将来一緒に仕事がしたい人達ばかりです。みんなとても才能があり色んなことを考え理解していて、見習いたいことが沢山です!そして私自身、皆に負けないようにこれからも勉強を続けていきたいと思います。 オーストラリアでの生活
メルボルン自体、国際都市ですので常に違った文化の良さがうまく混ざり合い、アートデザインだけでなく、フードや音楽なども新しい物を作り出しています。街自体がとてもクリエイティブ。毎週末にはアーティストマーケット、ミュージックフェスティバル、ガレッジセールがあちらこちらで開催されていてつくづくオーストラリア人は人と接して楽しむことを得意とする人種だなと思いました。
そんな日は一日かけてメルボルン中をサイクリングしていました。新しい建築物を発見したり、古い建物を眺めたり、疲れたら川沿いの芝生で休憩したり、港で夕日を眺めたりと充実した一日が送れました。でも近年の地球温暖化によってオーストラリアの気候にも異変が起きています。40℃を超える日が一週間続いたり(本当に暑かった!)山火事が起きたりと私自身、肌で危機を痛感しました。ここメルボルンでも環境問題に興味を持っている人が多く、よくシティーで政府に環境問題を訴えるデモストレーションが行なわれています。 私も大好きなオーストラリアが異常な状態に陥ってほしくないのでよくデモに参加します。しかし日本のデモとは違いサンバのリズムや10人乗りの自転車などでデモをするので、デモというかお祭りみたいな感じです(笑)でもちゃんと訴えることは訴えますね。高校生くらいの若い子達も自分たちの国の問題についてちゃんと考えているのでとっても感心しました。 今後は、、、
でもそれは自分にとってはとてもポジティブなことであり、遠回り中に様々な情報が得られ、それについて独自の意見を持つということが身に付いたと思います。
そんな私の日本のデザインに対する情熱とオーストラリアで学んだ楽しく生きる方法や環境問題の今後の課題、メルボルンのクラフト技術のレベルの高さをうまく調合した新しい梶原式のデザインについて今後はやっていきたいと思います。場所はまだ分かりませんが基本的に私はフットワークが軽い方なので(笑)「これだ!」と思ったモノがあれが世界中どこでも飛んでいきたいと思います。 |