フランス留学現地レポート2008年3月
前は運河沿いの様子を載せましたけど、それとはまた違った顔のストラスブールの街です(^-^) 2008年になって第2期の授業も始まり、既に3月になってしまいました。日も長くなり、ストラスブールも冬の凍りつくような寒さは無くなって、段々春に近づいてきたような気がします・・・と思ったら、突然雪が降ったりしてまだまだ油断はできません。年が明けてから今の時期のチョコレート屋さんのショーウィンドウの様子で、どこの店もやっぱりウサギや卵や魚のチョコレートがいっぱい並んでいます。 フランスのクリスマス期間って長いんですねぇ。1月6日までなんて。街に施されたイルミネーションも今はすっかり姿を消してしまいました。(たまにしまい忘れているお店もちらほら見かけます)私は年が明けてから、同じクラスの韓国の女の人に日本語を教えるバイトを始めました!週1回で10ユーロ。私のフランス語上達にも繋がるし、授業料なんて払わなくて良いよって初めに言ったのですが、「教えてもらうんだから当然の事だって」と結局頂くことになったのです。はっきりいってすごく嬉しいです。笑 そんな訳で既に何回かやらせてもらっているんですけど、日本語を説明するのって面白いな~って感じます。フランス語学習に四苦八苦している時に自分の国の言葉を見直すというのは、私にとってとても良い気分転換になっています。かなり手探り状態の頼りにならない教師なんですけど、相手も友達なので気楽にやってくれているのが救いです。私も今はフランス語だけで精一杯だけど、もう少し自分のレベルに自信がもてるようになったら、韓国語や他の国の言語の勉強もしてみたいですね(*^^*) バレンタインデーなんで今までこれを載せなかったのか。。ストラスブールのシンボルとも言えるノートルダム大聖堂(カテドラル)です。 そういえば最近、チョコレート屋さんではもっぱら「Paques」(イースター、復活祭)の宣伝がされています。卵やウサギを模った可愛いチョコレートがスーパーのお菓子売り場でも売られていて、もちろんイースターも含めその他の色々な行事の多くが宗教的なものに関わっていることは分かっているのですが、「こっちの子供はお菓子を食べる機会が年中あって良いなぁ」と思わずにはいられません・・・。そして今はイースターばかりですが、少し前まではバレンタインデーでした。フランスのバレンタインデーって具体的にどのように過ごされているのか?と言うと、やっぱり恋人、夫婦同士で贈り物をするのが一般的で、夜にレストランやバーに行ったりするらしいです。バラの花束を抱えて急ぎ足で歩く人やどの花にするか花屋さんの前で考えている人達が自然と目に留まります。道で無料配布されている新聞もこの日だけはピンクの縁取りがされた表紙(いつもは青)で、もちろんバレンタインの特集もしっかりされています。夕方テレビをつけると、バレンタインの贈り物にされるバラを仕入れる業者さんがインタビューされていました。 バレンタインというと、日本はほとんどチョコレートだけが前面に押し出されますが、フランスはもっとキャンペーンの対象が幅広かったです。花やケーキ類、香水はもちろん、スーパーのレジで並んでいた時に前の奥さんが買うものをチラッと見たら、バレンタイン特別セールと書かれた箱詰めの牡蠣がありました。ハート型のフォワグラが売られていたのもフランスらしくってなかなか(^-^) 限定のワインやシャンパン、チーズのパッケージまでバレンタイン仕様のものがあるのもお国柄なのかも。。 1年間を振り返ってみましたクリスマス時期にあった巨大ツリーです。実はアルザス地方はクリスマスツリーの発祥地らしいです!気付いたらいつの間にか無くなっていたんですよね(^^; 片付けられるところ、ちょっと見たかったです。 もうすぐフランスで過ごすようになって1年が経とうとしています。最初のパリでのアリアンス・フランセで勉強していた3ヶ月間は生活に慣れるのに、そして少しでも会話が出来るようになるのに必死で、そのあとストラスブールに移ってからは県庁通いとアパート探しに明け暮れていました。ようやく自分の中で少し余裕が出てきたのはごく最近です。前は憂鬱で不安で不安で仕方なかった様々な手続きも、今は気軽に行けるようになりました。自分の生活をより良くするためにそういう手続きがあるんですもんね(^^) でもそんな風に思える日が来たのも、自分が困ったときに手助けしてくれたり、心配してくれた人達のおかげです。本当に感謝でいっぱいの1年でした。とりあえず、今の私にはそういう人達にまた心配をかけないようにすることしか出来ません…。 なので、これからも事故や何か大きなトラブルに遭わないように、体に気をつけながら残りの学校の勉強に取り組みたいと思います(^-^;)v |