フランス留学現地レポート2008年1月
観光に良い時期
12月に入り、朝夜の気温はマイナスが当たり前というパリは、ただいま街中がノエル(クリスマス)一色です。夜は霧が出ることが多く、真昼でも噴水には氷が張り、帽子を被らないと頭が痛くなるほど寒いです。クリスマス前のパリは、観光客が少なく、どの観光地も人が少ないので、寒さに耐えられるのであれば旅行には最適な時期かもしれません。 フランスのノエル
先日、凱旋門に登りシャンゼリゼ通りを中心としたパリの夜景を見て来ましたが、街中がクリスマスツリーにでもなったかのような錯覚を覚えるくらい美しいイルミネーションに本当に感動しました。今年のシャンゼリゼ通りのイルミネーションテーマは「雪」だそうです。その後、ライトアップされたシャンゼリゼ通りを歩きながら友人と思わず「オーシャンゼリゼ♪」と、かの有名な曲を口ずさんでしまいました。恥ずかしい思いをすることになると思うので、ご来仏の際はお気をつけ下さい。 プレゼントを買いに来た人々で賑うデパートのショーウィンドウも、とても凝っています。子供達が思わず足を止めてしまう、動くぬいぐるみ達の合奏や、思わず目が釘付けになる長い真っ白な髪をアレンジしたマネキンなど…この時期のデパートは、お金がなくても十分に楽しむ事ができます。 大規模なストライキ
10月に行われたストライキは、どうやらただの前哨戦だった模様で、11月のストライキはフランス人でも「こんな大規模なストライキは珍しい」と言う程でした。パリでは2週間ほど地下鉄やRER(高速鉄道)がほぼ壊滅状態。国内の鉄道や飛行機なども通常の半分以下しか動かなかったようです。 また、公務員や教師達もストライキで、国立の大学は校舎自体が閉鎖されていたり、再開時期もいつかわからず困っている友人もいました。ちなみに、フランスでストライキが開始した日、ドイツでも地下鉄でストライキを行っていた模様で、ヨーロッパって凄いところだなと感じました。もし、日本でこんな大規模なストライキが起きたら…恐ろしすぎて想像することができません。 |