韓国留学現地レポート

REPORTER

千葉県立船橋古和釜高校出身 
アジア・ヨーロッパ言語科英語+韓国語コース2006年卒業

漢陽大学 演劇映画学部(4年制)

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2006年5月

 

渡韓後の試験

ハニャン大学

アンニョンハセヨ?僕は、ソウルにあるハニャン大学の演劇映画学科の1年生です。韓国に留学して、早2ヶ月、学校生活は、1ヶ月以上が経ちました。今回は、はじめということで学校、留学生活のことをレポートしたいと思います。
 
2月15日に予定通り渡韓し、すぐ待っていたのは2次試験。この試験は、1次試験(書類審査)を合格した今年のハニャン大学の外国人留学生が受ける韓国語能力試験で、この試験の結果で自分が合格している学科に入れるかどうかが決まります。 試験内容は、約1時間の筆記試験と韓国人の先生と1:1の面接だったのですが、僕は、残念ながら不合格だったため、今は、大学内の国際語学院で半年間引き続き韓国語を勉強することになりました。(学科は、休学中)

寮での生活

大学のロゴ

能力試験も終わり、21日まで韓国人の友達の家でホームステイして、22日からいよいよ1年間生活する寮に入寮しました。
 
2人1部屋で、僕のルームメイトは、愛知から来た在日朝鮮人の同い年の男の子になりました。すぐに仲良くなることができ、今ではもう何でも話し合える位の仲です。でも、彼が、在日ということで、会話はどうしても日本語でしてしまいます。 これからは、頑張ってなるべく韓国語でするように努力したいです。

入学式

多くのハニャン大生が集まるハニャンプラザ

大學の入学式は、2月27日にありました。大学内のオリンピック体育館という場所で行われましたが、中に入ってまず驚いたのはその広さ!!コンサートやスポーツの国際大会が平気でできそうな大きな体育館でした。
 
次に、驚いたのは周りのほとんどの人がスーツなど畏まった服装をしていない!!とにかく日本では考えられない事ばかりでした。入学式は、1時間程で終わり、その後様々なイベントも行われました。今年のハニャン大の新入生の中には韓国の若手俳優さんも1人いたようです。(名前がわからなくて、すみません・・・。)

いよいよ授業がスタート

地下鉄の駅の入り口で

そして、いよいよ3月13日より語学院の授業が始まりました。
 
ハニャン大の国際語学院は、授業がAM9:00~13:00とPM14:00~18:00の2種類があり(はじめに選択が可能)、授業内容としては1,2,3時限は会話・聞き取りが中心で、4時限目は、読み取りをやります。書き取りは、教科書を買う時に一緒についてくる宿題の教材で補わなければなりません。もちろん、教材は、韓国で勉強する物なので問題文なども一切、韓国語以外は書かれていません。わからなかったらもう辞書だけが頼りです。
 
そして、毎週水曜日は、授業がない代わりに文化授業というのが組み込まれており、参加は自由にでき、毎週違う内容の韓国に関する体験授業が受けられます。テコンドー、チマチョゴリを着ての茶道体験、バスに乗って行く歴史建造物巡り、陶磁器作りなど内容は、様々です。
 
又、語学院では様々な国の学生が一緒になって日々勉強しているため、互いに韓国語を学び、教え合いながらとても良い国際交流ができます。とにかく僕は、少しでも早く学科に入って勉強するために、日々努力しようと思っています。これからも楽しい勉強&留学生活、頑張ります!

2006年7月

 

クラスが上がりました

語学院の教室

アンニョンハセヨ?今回は、留学レポート第2回ということで、これまでの留学生活での出来事をレポートしたいと思います。韓国に来て早4ヶ月が経ち、季節もすっかり変わり、ソウルはだいぶ暑い毎日が続いています。その間、僕の周りでは様々な事がありました。
 
まず、今、韓国の大学はほとんどが夏休みに入りましたが、僕が現在通っている同じ大学内の国際語学院は、学期が3週間前に再開し、毎日授業があって多くの留学生が韓国語の授業に打ち込んでいます。僕は、今学期から中級クラスに上がりました。勉強内容もより高度になり、宿題も増え、さらに授業のなかで3分間のスピーチや討論などもあります。毎日忙しいですが、一生懸命に取り組んでいます。

文化祭

さて、5月に大学でとても大きな文化祭がありました。なんと!僕の大学は、丸々1週間文化祭の期間で毎日にぎわっていましたよ~!残念ながら、写真は撮れなかったのですが、韓国の有名な歌手が来て公演したりなど大変盛り上がりました!出店もたくさんあり、日本のたこ焼き、お好み焼きなどもありました!

ワールドカップ観戦

国際協力室で日本語が話せる先生と

また、つい先日は、今ワールドカップということで、大学内の屋外劇場に大学生達500人程が集まり、皆、赤い悪魔(レッドデビル)となって、応援しました。僕も友達と一緒に赤いTシャツを着て、応援していました。
 
残念ながら、韓国も日本同様1回戦敗退となってしまいましたが、フランス戦での大健闘などもの凄いサッカーが見ることができました。また、それに負けない程の韓国人の応援に懸ける力も目の当たりにしました。(文化祭もワールドカップ応援も写真撮ってなくてすみません・・・。)

いよいよ後期から演劇映画学科へ

国際協力室の看板の下で

さて、先日ハニャン大学内の留学生の窓口でもある国際協力室というところで話を聞いたところ、後期からは専攻の演劇映画学科の方に復学できるということでした。いよいよこの夏の語学院での勉強を終えたら、晴れて学部生になれるので、それに向けて少しずつ準備を始めました。
 
後期から良いスタートを切るためにも、ここは頑張りどころだと思いながら、毎日勉強に励んでいます。この夏も楽しい思い出を作りつつ、留学生活、続けて頑張ります!

2006年9月

 

アンニョンハセヨ!この留学レポートも早3回目になりますが、僕は相変わらず楽しく充実した生活を送っています。今回はこの夏にあった出来事を中心にレポートしたいと思います。

韓国人と日本人を結ぶ通訳体験

日韓交流会

まず一つ目は、僕はクリスチャンなのですが、僕が今韓国で通っている教会と僕の日本の教会がお互いに姉妹教会ということで毎年夏に日韓交流会を行っていて、その関係で日本から知り合いの牧師さんや高校生達が韓国にやって来ました。
 
僕は、実際に現地にいるということで通訳者として手伝いをさせてもらいましたが、日本から来た人達にとってもとても充実した交流会だったらしく楽しんでもらえたようでした。僕にとっても初めて両方の言葉が喋れるという中で日本人と韓国人の間での通訳をしたのですが、やはり難しい面もある中で逆に楽しいと感じる面もあり、充実したとても良い経験になりました。

家族が遊びに来ました

日本の教会から来た友人と光化門にて

8月初旬には留学中の僕の姿を一目見ようと家族達が韓国にやって来ました。
 
空港で約半年振りに再会した時はとても懐かしく感じました。滞在中一緒に行動しながら、今までどういう風に過ごしていたのか、こんな事があった、などやはり家族ということで何でも話すことができ、非常に気持ちも楽になって楽しい日々を送ることができました。
 
家族もロッテワールドに行ったり、あちこちでショッピングしたりしてとても楽しく過ごしてもらえたようでした。

大学の授業がいよいよスタート

韓国にて家族たちと

さて、漢陽大學は8月28日から2学期が始まりました。僕はついに語学院を修了し、今学期から専攻である演劇映画学科に復学し、通い始めました。正直、まだ授業に完璧についていける程の語学力はないので、大分戸惑いながらの毎日を送っています。
 
特に、必修科目で実用英語会話という授業があるのですが、教授の先生はネイティブのカナダ人、もちろん英語オンリーな先生なので、英語が全くと言っていい程できない僕は一緒に授業を受けている韓国人の友達に色々手伝ってもらいながら何とかやっています。
 
しかし、語学院にいた頃から打って変わって周りの友達は皆韓国人、日本人は1年生では僕一人しかいないので、自然と語学力が伸びる環境だと思います。これからの留学生活が益々楽しみになってきました。まだ、多少不安もありますが、引き続き頑張ります!

2006年10月

 

アンニョンハセヨ?今回で4回目になるレポートですが、今回は今学期から復学した学科での勉強の様子や、今住んでいる寮の事などについてレポートしたいと思います。

来年からの専攻を決めるため、先輩から学んでいます

ルームメイト

僕が現在在学中の演劇映画学科は、その名の通り映画関係、演劇関係の事を学ぶ学科です。
 
1年生は、講義は全員同じ授業を聞きます。また、学科には演劇部と映画部という二つの組織があり、そこでは授業とはまた別に先輩達から演劇や映画に関するノウハウを学びます。そして2年に上がる際、最終的に自分が演技をやるのか演出をやるのかを選択し、2年からはさらに専門的な授業になっていきます。1年生の僕は今、両方の分野を見ながら、来年からの専門を選ぶための経験を積んでいるところです。

日本語の授業(選択科目)

演劇部では、主にワークショップという学期末に行われる演劇の発表までの期間、先輩達と一緒に演劇の練習や舞台稽古、舞台設置などの作業を行いながら、演技や演劇に関する様々なノウハウを学んでいきます。 一方映画部では、先輩達と本格的な映画の撮影をしながら、ステップという先輩達から映画を作る際のカメラなどの様々な技術を学んでいきます。 また、こちらでは機会があればエキストラとして映画撮影に出られるそうです。
 
どちらの部も、来年には当然新入生、つまり後輩たちが入ってくるので、その時には自分たちが教えていかなければいけない責任もあり、しっかりキチンと学ぶ必要があります。この先の専門を決めるための期間でもあり、1年生の時の勉強は楽しみでもあると同時に、重要な事でもあるのです。

キレイで安い!快適な寮生活

必修授業が終わって

次に、現在住んでいる寮について簡単に紹介したいと思います。僕の寮は、「国際館」という、大学内にある外国人留学生専用の寮です。建物は2,3年前に建ったばかりだそうで、入寮した時はあまりのきれいさに驚いた程です。
 
部屋は二人部屋で、僕のルームメイトは、最初のレポートでも紹介しましたが、在日韓国人の子です。部屋にはトイレ、シャワーはもちろん、クローゼットや収納棚もたくさんあり、さらにインターネットができるラインなどもあるのでパソコンを持ってくれば心配ありません。そして寮費は6ヶ月で90万ウォン(約10万円)!電気代、水道代、インターネット代などはかからないのでかなりお得です!!!
 
僕の寮以外にも、学校内にはまだ2つの別の寮もあるので、学校に通うのもすごく便利です。
まだまだ分からない事はありますが、相変わらず楽しい留学生活を送っています。 これからも引き続き、頑張ります!

2006年11月

 

本格的な映画の勉強がスタート

下宿の部屋(月30万ウォン!)

アンニョンハセヨ?すでにこの留学レポートも第5回を迎え、僕の留学生活も早1年が過ぎました。本当に、この1年あっという間でしたが、毎日充実した生活が送れたので大満足の1年でした。
 
さて、2月27日からもう新学期が始まりました。今学期から2年生に進級した僕は、ついに今学期から演劇か映画かどちらかを選択し、本格的な授業を行っていきます。
 
と言っても僕の学科は、そのほとんどが講義の授業よりは実習という形での授業が多く、演劇なら演技指導の授業や演劇には欠かせない舞台技術の授業など、対して映画の方は、シナリオ作成や自分たちでチームを作っての映画撮影、また写真実習などです。どちらも演劇、映画を本格的に自分たちで作っていく、という体験を通して学ぶので、今からとても楽しみです。

友達と一緒に

しかし、自分たちで作る作品を教授先生に見てもらい評価してもらうことで単位をもらえるので、皆と力を合わせ良い作品を作るよう日々努力していかなければならないのです。
 
僕は、映画を選択しました。まだ学期が始まったばかりで撮影などには入っていませんが、これから始まったら頑張って良い作品を作っていきたいと思います。

下宿での生活

自分の韓国の携帯

ところで、2月20日に引越しをしました。この1年間を寮で過ごした僕ですが、実は新しい外国人新入生が入ってくる関係で、在寮生は抽選をし、残れる人と退寮しなければならない人を決めなければならなくて、残念ながら外れてしまったのです。そこで学校の正門前にある下宿屋に引越しをしました。色々悩んだ末、朝・夕と食事が出る下宿屋に決めたのですが、思っていたよりも快適で、さらに値段も格安なため凄く住みやすいです。
 
ちなみに、韓国でアパートなどの部屋一つを借りて生活するとなると、まず初めにもの凄く高い保証金を払わなくてはなりません(1番安くても日本円で50万程!)。さらに家賃と電気・水道、インターネット代などもすべて別で、それに比べると下宿屋は、月30万ウォン~50万ウォン(日本円で約4~6万程)で、電気・水道代かからずインターネットもLAN線があるので心配なし!(もちろん別料金なし!)さらに大体朝・夕と食事が出るし、一緒の下宿に住んでいる韓国人の人達と仲良くなれば語学も早く身に付き、いろんな情報も得られやすい!僕は、絶対に下宿をお勧めしたいです。

JCFLの2期生がやってきました

新村のカルビ店にて

そして、いよいよ2月21日に韓国留学科2期生たちが来韓しました。初めて対面する2期生たちに少し緊張しましたが、これから戸惑うこともあると思うので、色々協力していこうと思います。漢陽大學には3人が来ましたが、皆日々の勉強に励みながら、毎日充実した留学生活を送ってくれたら良いなぁと思います。
 
そして、2期生に負けぬよう僕も2年目の留学生活頑張ります!

2006年12月

 

明け方の撮影

アンニョンハセヨ?
僕の留学レポートも6回目を迎えましたが、ここ最近の韓国は、うだる暑さの夏もとうに過ぎ去り、朝方などは肌寒く感じるほどになりました。もう秋本番と言った感じでしょうか。
 
今年の夏は、夏休みを利用して留学後初めて日本に一時帰国し、2ヶ月間たっぷり羽を伸ばしてきました。

夜通しの映画撮影

音声マイク持ち

さて、久しぶりの留学レポートですが、まずは前学期に行った映画撮影に関するレポートをしたいと思います。前学期も一年生の時と同様に、先輩が監督として撮る映画にスタッフとして約2週間参加させてもらいました。
 
そこで僕が主に任されたのは、音声マイク係とスクリプトという記録係でした。
 
これは1年生からやっていることなのでもう慣れっこではあるのですが、映画撮影というのはそのほとんどが夜通し徹夜しながらの作業なので大変です。(僕の学科で撮影する映画は、そのほとんどが20分や30分といった短編映画なのですが。)

監督の先輩と主演俳優

演劇映画学科の学生たちだけで撮ることがほとんどですが、僕たちの本業は学生なので、夏休みや冬休み以外は本来の学校生活を送りながら撮影を行わなくてはなりません。そのため撮影期間に入ると、昼間は学校に行き各自授業に出席し、それが終わり次第すぐ撮影所に向かい夜通し撮影し、朝にはまた学校に行くという生活の繰り返しになります。さらに、撮影期間中は、ほぼ土日などの休日も返上して行わなければならないので、体力勝負です。
 
少しでも休みができたらほぼ皆睡眠時間に使います。
 
それだけ大変ではありますが、その中でも様々な映画撮影に関する技術が学べ、皆で一丸となってひとつの作品を作る楽しみやそれが完成した時の喜びが味わえるからか、辛さなどはあまり感じないのが自分でも正直不思議です。 これからもいい作品を作るよう様々な経験をしながら、日々努力していこうと思います。

演技の勉強も始めました!

照明、確認中

さて、漢陽大学では8月28日から2学期がスタートしました。そして、今学期から僕は少し演技の方も本格的に始めてみたいと思い、演技に関する授業もいくつか取りました。
 
僕が現在受けている演技に関する授業は2つで、中級演技と話術という授業です。授業内容としては、中級演技では、毎回独白といわれる言わば一人演技の練習を行います。生徒一人一人が、自分が演技したい台詞を覚えてきて、舞台に一人ずつ順番に上がりそれを先生と他の生徒の前で披露するという内容です。
 
そしてその演技を見ながら、足りない部分やもっとこうすれば良くなるという点などを先生がアドバイスしてくれます。 また、他の人の演技を見ながら自分の演技との違いや参考になる点などを発見できるので、僕にとってはとても魅力的でやりがいを感じる授業です。

徹夜の撮影で少し眠い・・

話術の方は、ストレッチやヨガなどを通して実際に体を動かしながら、人間の体の中からどうすれば演技に必要な声が出るのかというのを追求する実習授業です。 主に発声法やストレッチなど体を動かすことを通して、演技に関することや、演技をする際に必要な物は何なのか?ということを追求して見つけていくもので、これも演技に関心を持つようになった僕にとってはとても興味深い授業のひとつです。
 
両方とも実習授業なので筆記試験などはありませんが、実際に先生から出された課題の演技などを通した試験やレポートはあるので、決して楽な科目ではありません。しかし、これからも演技などを通してもっともっと自分という人間を磨いていきたいなあと思っています。
 
何よりも今は、毎日自分の好きな映画や演技のことを勉強しながらの留学生活が楽しくて仕方がありません。なので、これからも1日1日を大切にしながら残りの留学生活を楽しく頑張ります!