アメリカ留学現地レポート

REPORTER

岡山県立岡山城東高校出身 
アメリカ・カナダ留学コース2008年卒

サンフランシスコ州立大学(4年制)放送学

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2010年10月

 

ニュースキャスターを目指して勉強中!

有名なゴールデンゲートブリッジの上です!

皆さん、初めまして、現在サンフランシスコ州立大学に通っている山本と申します。今回より、留学現地レポーターに参加させていただくことになりました。私が体験したことなどを伝えていけたらと思います!
 
今回は初回なので簡単に自己紹介をしたいと思います。私はJCFLを2008年に卒業しました。その後、カリフォルニアの田舎町、マーセッドにあるコミュニティー・カレッジで1年勉強し、去年の秋、サンフランシスコ州立大学に編入しました。
 
私の専攻はブロードキャスティングです。そして、この秋セメスターからシニア(大学4年生)になりました。

現場と同じ設備の整った大学

ニュースレポーティング授業での1コマ!

私の通っている大学は北カリフォルニアに位置するサンフランシスコという街にあります。
 
サンフランシスコはとても綺麗な街で、いろんな人種の人々がたくさんいるのが特徴です。私の通っている大学はとても大きい大学で、去年編入してきたときはあまりの学生数にびっくりしたことを覚えています。

パフォーマンスの授業でクラスメイトと。

キャンパス自体は都市部にあることもあり、そんなに大きくはないですが、高い建物がたくさんあります。ブロードキャスティング専攻ってどんなことをするのだろうと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
 
私が勉強している主なことはニュース制作とアナウンス技術です。でも、私の学部ではテレビ関連の勉強だけでなく、ラジオ番組や音楽制作などの勉強をしている学生たちもたくさんいます。

番組制作の授業で。組み立てたセットです。

私がこの大学に来てよかったなと思うことは、施設がとても充実していることです。テレビ番組用のスタジオが3つあり、ラジオブースもあります。テレビカメラも最新のHD対応のカメラを導入し、実際に現場で使われているものを学生のうちから使えるのはとても恵まれているな~と思います。
 
また教授たちも実際にテレビ業界で働いてきた人たちばかりなので、生きた知識を教わることができ、授業がとても楽しいです。私の学部は他の学部と違って、実践的な授業がとても多いことが特徴だと思います。
 
次回は現在取っているクラスの内容や休日の様子などをもっと紹介できたらと思います!

2010年12月

 

アメリカ人のイベントにかける情熱に感服!

ハロウィンの衣装

みなさん、こんにちは。サンフランシスコもだんだん寒くなってきて、ようやく冬がやってきたなといった感じです。サンフランシスコのダウンタウンではクリスマスのイルミネーションがされており、とても綺麗です。
 
アメリカでは10月、11月、12月とイベントが立て続けにやってきます。10月は日本でもおなじみのハロウィン、11月はThanksgiving Day、12月はクリスマスです。
 
10月のハロウィンは友達と一緒に仮装をし、サンフランシスコのダウンタウンなどを歩き回りました。

みんなで仮装したままレストランに行きました!

毎年のことながら、アメリカ人の衣装にかける意気込みには感服するばかりです。今年は、留学生活最後のハロウィンなので私も仮装をし、思いっきり楽しみました。
 
11月はThanksgiving Day(感謝祭)という日があります。日本で言うお正月みたいな行事で、この日は家族が一同に集まり、みんなでターキーを食べます。この日はマーセッド(私が通っていたコミュニティーカレッジがある街)に帰り、当時お世話になっていた家族と一緒に食事をしました。こういう機会がないとなかなか会いに行けないので、久しぶりに会って近況報告などをしたり有意義な時間を過ごしました。

インタビューや撮影もこなせるようになってきました!

大学のニュース番組の1コマ

こうしてみると遊んでばかりのように聞こえますが、学校の方も同じくらい(笑)頑張っています。今学期はシニアになり、より実践的な授業が増えました。なかでも私が学んでいるブロードキャスティングのコーナーで1番お気に入り!と同時に1番大変なクラスはNews Reportingというクラスで、その名の通り、ニュースレポーターになるのに必要な知識や技術を身につけるクラスです。この説明を聞くと、ものすごく大変そうに聞こえますが、教授が1からわかりやすくいろいろ教えてくれるので、しっかり学ぶことができます。
 
今学期の初めには編集の仕方もわからなかった私が、今では自分でトピックを見つけ、カメラを持って撮影に行ったり、インタビューの予約を取り、インタビュー撮影に行ったりします。とても大変なのですが、しっかり身についているなという実感があるので、楽しいです。
 
やはり、アメリカ人ばかりのクラスで、英語が母国語でない私が英語で原稿を書いたり、ナレーションを入れたりすることは容易ではありません。そういうときは教授に相談したり、ライティングのチューターに原稿を見てもらったりします。今学期の最初の頃は自分のあまりの英語の出来なさに泣いたこともありましたが、教授から、『ここにいるクラスの誰が日本に行って日本語で同じことが出来ると思う?えりなはそれが出来ているんだから自信を持ちなさい』と言ってくれ、少し肩の荷が下りた気がしました。

自分で編集したニュースパッケージ

大変なこともありますが、楽しいこともその2倍くらいあるのが留学生活だと思います。週末は友達と出かけたり、話をしたりして、また翌週の学校生活に戻るといった感じです!
 
来週はファイナルプロジェクトや、ファイナルが待っています…。でも、それを乗り越えれば、冬休みなので、それまでもう一踏ん張りで頑張りたいと思います!