夏休みに入ったJCFL。早速、語学研修でJCFLの学生たちがオーストラリアにやってきました!私も彼らと一緒に研修先のコフスハーバーまで行くことに。今年の冬は震えるくらい寒いシドニー。そこから抜け出してちょっと暖かいコフスハーバーに行けるのは、私にとってもラッキーなことです。40名ぐらいの乗客と二人のフライトアテンダントが乗る小型飛行機で現地へ向かった私たち。飛行機の窓から美しい海岸線が見えました。
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コフスハーバーはシドニーとブリスベンのちょうど真ん中あたりにあります。飛行機でシドニーから約1時間半。とても小さな街ですが、オーストラリアの人々には言わずと知れたリゾート地。最近では都会から引っ越してくる人もたくさんいて、年々人口が増えているのだとか。美しい海、山に囲まれて気候は温暖。(一応冬はそれなりに寒くなりますが。)人々も親切でとても魅力的な街です。バナナの生産で有名なこの街のシンボルはビッグバナナというおおきなバナナ。
ここはドルフィン動物ケアコースの学生たちの研修先にもなっていて、同じキャンパスで勉強する彼らにも会うこともできました!オーストラリアで勉強している学生たちを見るといつも感じることですが、本当にイキイキとしている、のびのびとしているなぁという感じです。
特に動物に触れている時のキラキラとした目はとってもいいなぁ!と思います。やりたいことをやっている時、人はこんなにも輝くんだなぁと改めて実感です。彼らの様子をビデオにも収めてきましたので、そのうちホームページでも公開できると思います。乞うご期待!
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さて、今回の滞在は私にとってもとても有意義なものになりました。まず、語学研修で来た学生たちが皆しっかりしていて、将来のことなど色々と考えていることに感心。ホテル科の学生たちは、オーストラリアのホテルなどのアコモデーションを見てみたい!と勉強熱心。留学準備専攻の学生は真剣に来年選ぶ留学先について考えていたり、他の学生もこれを機会にJCFLを卒業してから留学してみたい・・と考えたり。人生の分岐点のようなところに立っている彼らがオーストラリアにやって来て、色々体験して、視野を広げていく姿を見ているのは、なんだかとても嬉しいことでした。
また、コフスハーバーの人々のおもてなしの心(ホスピタリティーマインド)に触れられたのも嬉しいことでした。語学研修先の学校のスタッフたち、ドルフィン動物ケアコースの実習先の人々、それぞれのホストファミリーたち。皆さん、JCFLの学生たちを温かく見守ってくれています。
それから私個人として今回ラッキーだったのは、野生のイルカを2回見ることができたこと!遠目ではありますが、鯨が塩をふく姿も見ることができました。オーストラリアの大自然の素晴らしさを改めて実感することができました。
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実はコフスハーバーは私が高校生の時に初めてオーストラリアを訪れた場所でもあります。たった6週間のホームステイ。地元の高校に通いながらホエール(鯨)ウォッチングをしたり、ブッシュウォーキングをしたり、カモノハシを見にキャンプをしに行ったり、8月の真冬のクリスマスを体験したりしました。その時オーストラリアが大好きになり、「またここに帰ってくるぞ〜」と思ったのを今でも覚えています。
コフスハーバーという街はまた戻って来たくなる不思議な力を持っています。ドルフィン動物ケアコースの学生たちも、帰国してからまた遊びに来ることがよくあるとか。また今回2年前の語学研修に参加して、JCFL卒業後に戻ってきた学生に会うこともできました。
コフスハーバーに限らず、オーストラリアはリピーターの多い国だとよく言われます。一度その魅力を知ると、何度も訪れたくなる・・。さてさて、今回の研修に参加した学生たちの中でも、何人がここに戻ってくるでしょうか♪