オーストラリアの食べ物というと、どんなものを想像しますか?オージービーフ?オイスターやロブスターなどのシーフード?私がオーストラリアに来る前は、オーストラリアの食べ物がどんなものか、全く想像がつきませんでした。なんとなくイメージで、量が多そうとか、肉が多そう・・とか。とにかく全く期待はしていませんでした。
しかし、ここに来て今一番楽しんでいるのは、オーストラリアの食文化じゃないかと思います。ここでは、様々な国の料理が食べられます。日本でも様々な国のレストランを見かけることがありますが、それと何が異なるかといえば、どれも本場!ということです。たとえばイタリアンだったらイタリア風・・ではなく、実際にイタリア人が経営していたりします。
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私もオーストラリアに来て初めて挑戦した料理がたくさんあります。ヴェトナム料理、タイ料理、ギリシャ料理、インドネシア料理、韓国料理、トルコ料理、スイス料理、スペイン料理、などなど。まだ挑戦したことはありませんが、アフリカ料理、ベルギー料理、マレーシア料理なんかもあります。
また
料理と同時に各国のデザートを楽しむこともできます。フランス人のパティシエのケーキ、イタリア人による本場ジェラート、中国やギリシャのスイーツ 、オランダのパンケーキなどなど。
そういったレストランに行くと、楽しめるのはお料理だけではありません。音楽、それから厨房から聞こえてくるその国の言葉・・。オーストラリアに居ながらにして、色々な国の雰囲気を体験できるのは、とても面白いことです。
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レストランというと、すこし割高な感じがしますが(相場は1人15〜20ドル程度。高級なお店になると1人50ドル以上)、学生でも気軽に食べられるような所がフードコート。最近日本のショッピングセンターなどでも少しずつ見かけるようになりましが、1つのエリアにたくさんのテイクアウェイ(アメリカ英語でいうとテイクアウト)のお店が並び、好きな物を買ってきて、ダイニングスペースで食べます。
そこにもまた、ジャパニーズ、タイ、イタリアン、インディアンなど様々な料理のお店が並びます。こちらは学生のサイフにもやさしい1食5〜6ドルで食べることができるので、私もシドニーで大学生をしていたころは、授業が終わってからたまに友達と食べに行きました。友達と食べたい物が違ったとしても、それぞれ違うお店から買って来て、一緒に食べることができるので、とても便利です。
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ここにいて本当に驚くのが、オーストラリア人が様々な国の食べ物を食べ慣れていること。普通の家庭にホームステイをしても、夕飯にタイヌードルや、カレー、スシなどが普通に出てくる場合があります。「箸が使える」のはもはや常識に近いぐらい!オーストラリア人に対して「箸の使い方が上手ですね」なんて言うのは、かえって失礼じゃないかと思うぐらいです。
この国の人たちは、本当に色々な国の文化を受け入れるのがうまいなぁと感じることがありますが、それはまず食から来ているのかもしれません。知らない国を理解する上で、まずは食から入っていく。一番入りやすく、それでいて確実に浸透していく・・そんな感じがします。
皆さんもオーストラリアに留学したら、色んな国のことを知るために色んな食べ物に挑戦してみてください!