最近シドニーは暖かくなってきました。20度近くになることもあるので、そろそろ春かなぁ・・と思いますが、8月といえばまだまだ冬!という印象が強いので、やっぱり世界中、ちょっと気候がおかしくなってきているのかもしれません。
***********************************
さてさて、今回は皆さんも興味があるであろう(?)オーストラリア英語について。この点に関しては実はオーストラリア人と日本人ってとっても似ている!と思います。
なんたって省略好き!キムタク・・じゃないですけど、長い言葉は極力短く!がモットー。
例えば下記のようなものがあります。
Breakfast(朝食) → Breakie
Chocolate(チョコレート) → Chockie
Paddington(パディントン・地名)→ Paddo
Woolworth(ウールワース・スーパーの名前)→ Woollie
基本的にどれも言葉を短くして最後に-ie や-yや -oをつけるだけ。ずっと聞いていると、
なんだかお茶目でかわいいな、と思います。ニュース番組などでも普通にアナウンサーが使っていたりします。
***********************************
よくオーストラリア留学を考えている学生などに、オーストラリア英語は世界で通じますか?私にも理解できますか?というような相談を受けます。
私が思うのは、その地域の言葉とは仲間内の合言葉のようなモノ。同じ環境で暮らしていれば、最初はわからなくてもだんだん分かるものです。
でもそれとは別に外の人とコミュニケーションする術もきちんと持っています。オーストラリアは特に移民も多いし、外からの観光客も多いので、自分達だけが通じる合言葉でやっているわけにはいきません。お店や役所などの窓口の人はゆっくりはっきり言ってくれることも多いです。
文学やテレビ、映画などでアメリカやイギリスの英語に触れる機会も多いので、他の国で話される英語については理解していますし、その国に行った時それに合わせて使い分けもできます。例えばイギリスに行けばエレベーターをLift, アメリカに行けばElevatorと言えばいいだけのこと。間違えてアメリカでliftと言っても通じます。
留学した時に大学で読まされるたくさんの本も別にオーストラリアの発音が書いてあるわけじゃないので、普通(?)の英語を学び、それを話すことはそれほど難しいことではないのです。
むしろ、ここにいると、自分から好んでオーストラリア英語を使ってみたくなります。それはもっとオーストラリアの人々と仲良くなりたいから!大阪に転校してきた東京の子がいつまでも標準語を話していたら仲間意識が芽生えないのと同じようなものです。それに日本人なら上に紹介したような省略語、すぐに使ってみたくなりますよね!