去る10月はシドニーでは「Good Food Month」でした。そうですよね!食欲の秋!!・・て、あれ?シドニーはこれから夏のはずじゃ?
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秋ではありませんが、外に出るのも楽しい気候になってきて「美味しいものでも食べたくなる10月」ということでしょうか。街中に「Good Food Month」の旗がひるがえっていたので、「あ、今月はそうだったな」と思っていたけれど、何となくどんなイベントがあるのかも調べずに時が過ぎていました。
すると周りの友人たちから聞こえてきたのは「○○でLet's do lunch!したよ」とか「Sugar Hitで△△に行ったよ」という話。Let's do lunch? Sugar Hit?
Good Food MonthのHPをチェックしてみるとそれらの言葉が出てきました。Let's do lunchはこのイベントに参加しているレストランで月〜金までのランチタイムに35ドルでコース料理が楽しめるというもの。普段は100ドル以上するような有名店も参加していて、なかなかお得!
もうひとつのSugar Hit は10月中イベントに参加しているホテルでスイーツとワインまたはコニャックが20ドルで楽しめるというもの。このイベントに乗り遅れた私は10月末近くになってようやく1件だけSugar Hitに行ってきました。ホテルでスイーツを食べることなんてなかなかないので、とても良い経験になりました。
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10月最終週の土曜日はこのイベントの中で最大の「Food & Wine Fair」。エイズ基金が主催のチャリティイベントです。こちらはハイド・パークにたくさんの屋台が並びましたが、全てクーポン制。クーポン1枚2.5ドル。メイン料理は4枚分(10ドル)、スイーツは3枚分(7.5ドル)、ソフトドリンクは1枚分(2.5ドル)が目安です。このイベント、ただものでないのが、これまたシドニー中の有名レストランが屋台を出すこと。「Food Month」ではなく、「Good Food Month」ですからね。いつも高くて入れない評判のあの店、この店があちこちに!!目移りしてしまいます。人気のお店からすぐに完売してしまいます。私もやっとの思いでLongrainという有名なタイ料理のお店のカレーと、Marqueというフランス料理のお店のスイーツを手に入れ、ハイドバークの芝生の上でゆっくり陽を浴びながら食べました。
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日本で例えば東京中でこの種のイベントを行おうとしても、広範囲すぎて難しいような気がします。シドニーでこんなことが可能なのは、やっぱり街の規模が小さいからかな、と思います。オーストラリア最大の都市なのに、街の中心部といえば東京でいう新宿ぐらいなもの。
日本に行くとシドニー規模の街が新宿、渋谷、恵比寿など電車の次の駅、次の駅と並んであるのでAmazingだなぁと思います。
東京のような大都会に慣れている人には、シドニーですらも田舎と感じたり小さいと感じたりすると思います。でもこの規模はこういったイベントで一丸となりやすいし、アットホームな感じがして私はちょうど良いように思います。