シドニーも最近はすっかり寒くなってきました。3月いっぱいでサマータイムが終わるので、これから冬に向かっていきます。まずは2月末にあった毎年恒例のマルディ・グラ(Mardi Gras)の話から。
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マルディ・グラはゲイ・レズビアンのパレードですが、世界中からシドニーに観光客が集まるビックなイベントでもあります。ゲイのカップルは、共働きで子どもがいない家庭(Double Income No Kids) のようにちょっと経済的に余裕のある人も多いですから、街のデパートもそんなゲイの観光客に合わせたような戦略がみられました。普段女性用の香水のポスターが大きく張り出される場所に、男性用フレグランスのポスターがありました。シドニー、ちゃんと観光客相手に商売しているな〜。
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日本でもおかまキャラのタレントさんなんかが人気のように、女装して派手に着飾った人にこの日はたくさんの人が群がり、一緒に写真を撮ってもらったりしていました!私も写真を撮らせてもらおうとためらいがちにいると、「ちょっと写真撮らせてね〜」と日本語が!日本からの観光客のおばちゃんたちでした。英語が話せなくても日本語で話しかけるその度胸に感心! 相手も日本語がわからなくても笑顔で応じていたので、コミュニケーションってやっぱり言葉だけではないんですね。笑
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オーストラリアは2月が日本でいう4月。なんでもスタートの時期です。学校も新しい学年が始まります。これまで何度かコミュニティーカレッジという夜のカルチャースクールのような物があることを紹介してきましたが、そこで私が2月からスタートしたのはポルトガル語です。語学留学をしている人がよく言うのは「語学学校にいると世界中からの留学生には会えるけど、オージーと知り合う機会がない」ということ。たしかにオージーは語学学校に英語を習いに行きませんね。。笑 オージーと知り合いになるには、こういったコミュニティーカレッジに行くのもひとつの手です。コミュニティーカレッジには仕事をしている人、退職をした人、主婦、色んな人がいます。
私が2月からスタートしたポルトガル語のクラスは、ポルトガルというよりはむしろブラジルに興味のある人が集まるクラス。(ブラジルの公用語がポルトガル語です。)先生もブラジル人。私は旅行でポルトガルに行く予定があるのでこのクラスを始めたのですが、クラスにはポルトガルに別荘があるというイギリス人のマダムもいてポルトガルの話で盛り上がりました。また多くのクラスメイトがブラジルに行ったことがあったり、ブラジル人のパートナーがいたりするので、最初はポルトガルにしか興味がなかった私も少しずつブラジルにも惹かれています。
いつも教室に行くと、先生が来るまで先週ならったフレーズで会話が自然と始まります。その中で私が日本人であるとか英語が第一言語ではないとか気にする人は誰もいません。趣味を通じて人々と交流するというのは友だちを作る一番手っ取り早い方法でもあると思います。今まったく趣味がない人、留学後のために何か考えておくと良いかもしれません♪