4月の1週目でサマータイムも終わり、日本との時差が2時間から1時間に。シドニーもだいぶ寒くなってきました。南半球のオーストラリアが北半球と逆の季節なのはあまりに有名なことですが、たとえばオーストラリアでは南向きの家よりも北向き(North facing)の家が好まれたり、南に行くよりも北に行った方が温かくなること、南風よりも北風の方が温かいことを話すと未だに驚かれます。そう、この国では「どこか南の島に行きたい!」なんてコトバ自体存在しないのです。南の島といったらタスマニアや果ては南極・・。寒い!!!!
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そういうわけで、寒くなり始めるとできるだけ北へ北へ・・という心理になるのですが、私も久々にオーストラリアの北の方に行ってきました。その名もサンシャインコースト。シドニーよりも温かいこの地域はまだ昼間は半袖やリラックスしたリゾートファッションで街を歩く人も多く、のんびりした印象でした。
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今回この街を訪れた理由はJCFLの卒業生たちに会うため。私もかれこれ何年も前にシドニーの大学に通っていましたが、街のど真ん中のキャンパスだったので「大学」というよりは「ビル」。彼らが学ぶサンシャインコースト大学は広々とした敷地に大学の研究用の池もあり、さらに国立公園に隣接することからキャンパスにカンガルーまでいるのです!
新しい大学で生徒の数も増えていることから校舎やアパートメントタイプの寮も増築されていて、設備もとっても充実していました。敷地はとても広いのですが、校舎と校舎はコンパクトにまとまっていて移動もしやすく、キャンパスが一つの街というかコミュニティーのようなフレンドリーな印象を受けます。スタッフもサンシャインコーストという地名にふさわしく、明るくフレンドリーな方たちでBanana Landerと呼ばれるクイーンズランド(サンシャインコーストがある州)の人たち独特なゆったりした雰囲気がありました。
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さてさて、ここで会ったJCFLの卒業生については、まずはビデオの方を見てください♪3人ともそれぞれに違った形でキャンパスライフを楽しんでいて充実している様子が伺えました。張り詰めたような緊張感は彼らにはなく、まさに「のびのび」というコトバが一番ハマる感じ。自国(日本)にいるよりもリラックスしているんじゃないでしょうか?オーストラリアの空や海のように、広い心で物事を捉える力を身につけているし、とにかく最近見聞きするような日本の若者たちの残念なニュースとは無縁なものを感じさせてくれます。
彼らからパワーをもらって戻ってきたシドニー。私にとっても何事にも「頑張らなくっちゃ」という良い刺激になったようです。