全豪オープンとMoonlight Cinema

全豪オープン（テニスの国際試合）真っ只中のメルボルンからレポートです。今年は久々の伊達選手の出場ということもあって、メルボルン在住の日本人も予選からかなり会場に足を運んでいるようです。街中の焼肉屋さんで伊達選手に遭遇したという友人も！今はメルボルン中全豪オープン一色。世界中から試合を観戦しに来た人々は、同時に地図を持ってメルボルンを歩きまわる観光客にもなっています♪スポーツを機会にこの街を知ってもらえるの、なんとも嬉しいことです。3月になったらＦ１も開催されるスポーツ都市メルボルン。大きなスタジアムがいくつもあって、スポーツ観戦にはもってこい！6月には日本×オーストラリアのワールドカップアジア最終予選もこの街で行なわれます！オーストラリアのスポーツの中心はシドニーではなく、メルボルン。どうぞお忘れなく！

今年はどこのオーストラリアの都市でも「まだ暑くならない・・まだ暑くならない」と聞いていました、ここメルボルンにもようやく夏が来た！という感じがしています。気温があがると40度近くにもなるメルボルン。真夏の夜のお楽しみは「Moonlight Cinema」です。名前の通り、月明かりの下映画を楽しもうというこのイベント。実はメルボルンだけではなく、オーストラリア中の様々な街で開催されています。事前にチケットを買って、会場であるBotanic Garden（植物公園）へ。そこに入っていく人々を観察していると、枕を持ってたり、布団を持ってたり、大きなピクニックケースを持ってたり・・これから何が始まるの？？

夜7時に開場してから実際に野外に設置されたスクリーンに映画が映し出されるまで少し時間がかかります。なにせMoonlightですから、月が出なければ話になりません。それまでピクニックマットを敷いて場所取りをしながらそれぞれに飲んだり食べたり、夜のピクニックを楽しみます。映画よりも実は、みんなこちらの方がお楽しみなんじゃないでしょうか？？
私もしっかり友達とピクニックの準備を分担して、お菓子やら取り皿やら様々な物を持っていきました。

いざ映画が始まる時間になると、真夏の夜とはいえかなり冷え込んでいるので、皆寝袋に入ったり布団をかぶったりしながら自由な格好で映画を楽しみます。私も念のために冬用のダウンジャケットを持っていったのですが、案外夜の植物園は寒くて、ちょうどでした。足にかけるブランケットは友達が持ってきてくれたので、なんとか寒い思いをせずにすみましたが、来年は「布団と背もたれになるクッションを持って来よう」と心に誓いました。笑

これから毎年楽しみなイベントのひとつになりそうです。