留学のススメ

３月から４月にかけて１ヶ月ほど日本に行ってきました！ちょうど桜の時期の日本を堪能できて、大満足♪でも「帰るべきところはオーストラリア」と思ってしまう大のオーストラリア好きです。さてさて、毎度のことながら日本に行くと、「訪問者」として、日本の色々なことが見えてきました。今回はオーストラリアのことではなく、そのことについて少し書きたいと思います。私が今回日本で残念に感じたのが、これから将来に可能性をたくさん秘めているはずの若い人たちが大きな希望やヤル気をもっていないことです。留学などで海外に出る人が減っているのもそんな流れではないかと思います。日本は何でもそろっていて便利で、そこにいるのが心地よいので、新たなチャレンジとかドキドキとかワクワクとかをあまり求めていないのかな、というのが印象です。挑戦＝リスクなんですね。めまぐるしい社会の中でスローとかゆるい感じが求められるので、「やる気バリバリ」みたいな人はちょっと暑苦しい感じでしょうか？笑　どちらかというと、この「やる気バリバリ」みたいな人が留学には向いているのですが、ゆるい中ではどうも浮いてしまって、いつの間にやらその「やる気」もそぎ落とされてしまいます。

それに挑戦＝リスクがゆえに、失敗＝挫折という構図もあるようです。大学受験や就職の失敗が残りの人生すべてを変えてしまったり、仕事の失敗ですぐに会社を辞めてしまったり。でもその中で希望の光は、挫折してしまった人たちの中で、再起をかけて｢やる気」をまた奮い起こす人がいるということです。最近ＪＣＦＬにも大学を中退してしまった人や仕事を辞めた人、浪人し続けた人などが多く入学するようになりましたが、どの人も「今までは流されてきてしまったけど、今度こそはしっかりやりたい！！」というすごいパワーを持ってやってきます。留学科にも「ずっと諦めていた夢だけど、やっぱり叶えたい！」という学生が入学してきます。失敗＝挫折ではなく、失敗＝学びが本来の姿ですから、失敗を恐れずに挑戦することが大事ですよね！留学は挑戦ですが、失敗もたくさんあります。日本では普通にあたりまえにやっていたことも、海外では言葉の壁が邪魔をしたり、誰かとうまく意思疎通ができなかったり・・。私も数え切れないくらい失敗をしましたが、その１つ１つがステップアップになっていると思います。

やる気にあふれているのだけど、どうもそのやる気をぶつける場所がない・・とか、周りにあわせてその「やる気」を押し殺してしまっている人がいたら、是非ＪＣＦＬに来て見てください。やる気に溢れる先生方と学生がたくさんいて、「やる気」を見せるのが恥ずかしい環境はありません！周りにやる気がある人がたくさんいると、色々な刺激を受けるし、さらにやる気がわいてきます。

実はめまぐるしい日本の社会から逃れる方法は、ゆるさへの逃避ではなく、そのめまぐるしさに流されない「確固たる自分」を築くことかもしれません。しっかりとした資格や職業を持ったり、自分の考え方やライフスタイルを持ったり。留学はその「確固たる自分」を築く絶好のチャンスだと思いますよ！