もののけ姫の舞台？！グランピアンズ！

オーストラリアには宮崎駿監督の映画の舞台になったといわれる場所がいくつかあります。魔女の宅急便のパン屋さん（タスマニア）、風の谷のナウシカの風の谷（マウント・オルガ）、紅の豚に出てきた海岸の岩山はグレート・オーシャンロードがモデルではないかと言われています。そして、もう一つ、もののけ姫の中で出てきたワニの口のような形になった岩があるというグランピアンズに先週泊りがけで行ってきました！

グランピアンズ国立公園は広さ１６万７０００ヘクタールで、ゴンドワナ大陸時代から生息するユーカリや多雨林に覆われて、原始の森とも言われています。2006年にその５０％が山火事の被害を受けていますが、山火事はオーストラリアの自然の一部。原始の森、グランピアンズにとっては歴史のたった１つでしかないのでしょうね。３年後の今、もちろん爪あとはあるものの、また素晴らしい自然を見ることができました。

今回、グランピアンズ国立公園の中でも名所のそろった「Wonderland Loop」と呼ばれるトレッキングコースにチャレンジしました。全部で約４時間のウォーキングコース。最初は普通の山道のような所を登っていったのですが、山頂近くになるとグランピアンズ特有のゴツゴツとした岩が現れて、景色はまるで映画やアニメのよう！そこを冒険している主人公の気分を味わえます。

岩の間を抜けるSilent StreetやGrand Canyonもまるで映画のセットのようでしたが、まさしくホンモノ！大人なのに、かなりワクワクしてしまいました。笑　ワンダーランドはまさに、自然のテーマパークなんですね。

今回いつもバドミントンを一緒にしている仲間８人（日本人・中国人・ドイツ人･マレーシア人のメンバー）で行ったので、大きなコテージを借りて泊りました。実際ベッドは１２人分あって、もう少し大勢でも泊ることができます。コテージも８人で割れば一人３０ドルぐらい。お金をかけずとも、楽しい旅ができるのだなぁと実感しました。

みなさんもオーストラリアに留学したら、こんな風にして自然を楽しむチャンスがあると思います。あまり山などに興味がない人も、この魅力にはまること、間違いなし！また宮崎駿の映画の舞台めぐりをしてみるのも、楽しいかもしれませんね！