内宮 慶一先生
プロフィール/上智大学外国語学部比較文化学科を卒業後、修士号(英語教授法専攻)を取得。
取得資格/実用英語技能検定1級、国連英検特A級、TOEFL 677点(PBT ※2000年10月以前の採点法による)、300点(CBT)※いずれも満点
担当教科/TOEFL対策、Reading、Listening
“TOEFLの神”とアメリカ留学を目指す学生たちから絶大なる信頼を寄せられ、日本外国語専門学校の数多くの先輩たちが夢見たアメリカ留学を、的確で徹底したTOEFLの指導法で実現してきた内宮慶一先生。TOEFLの出題傾向をきめ細かく分析したうえで、リズミカルに重要ポイントを指摘していく独特の授業スタイルや、学生からの相談に時間を惜しまず対応する真剣な姿勢も信頼を得ている理由の一つ。そのTOEFL指導に対する絶対的な自信は、自らTOEFL勉強法に関する書籍を執筆するほどの豊富な英語の知識と、多くの学生のアメリカ留学・カナダ留学を実現させた輝かしい実績に裏付けられています。
TOEFLには出題における決まった傾向があるので、それに合わせて勉強すれば、みんな実力アップできる。これが実力アップの法則です。
たとえばストラクチャー(文法)。穴埋めや間違い探しが主となっていますが、「否定語に下線が引かれていたら、他の否定語をチェックする」など、出題傾向から正解するためのルールが導き出されます。私の授業では、例題をあげて、このルールを徹底して皆さんに伝えていきます。つまり出題者の意図に沿って勉強していくので効率的なのです。
次はリーディング。これはボキャブラリーが鍵ですが、覚えなければならない単語は過去の出題傾向から決まっていますので、同義語と関連させて徹底的に単語を覚えていきます。
ライティングは与えられたトピックに対して論文を書くわけですが、トピックは185の決まったテーマからしか出題されません。アメリカ留学希望者向けのテストだけあって、アメリカ史の出題確率が高いなど、これも傾向がありますから徹底して準備することです。
最後のリスニングは長短の英語を聞いたあとで問題に答えていきます。この場合はディクテーション(原稿を見ずに英語を音だけで書き取っていく作業)が大切。書いてみて聞き取れなかった部分をチェックしていくことで実力アップしていきます。
これまで述べた点を授業中に毎回、徹底 して分析し、効果的に指導します。授業では単語を必ず一人、一回は答えるように次々に指名します。出題される内容だけを勉強しますから努力すればしただけ実力アップできる。どれが正しいことは皆さんの先輩たちが証明しています。
得点が上がるから、アメリカ留学・カナダ留学に向けてのやる気もアップする。
「夏期集中TOEFLセミナー」では毎日、学期中の授業でも毎週、テストを実施します。これは実は、小さな成功を積み重ねてスコアアップしていく自分の実力を確認してほしいからなのです。「夏期集中TOEFLセミナー」では毎日、「プログレスレポート」も提出してもらいます。そこにはリスニング・リーディング・ストラクチャーの各テストの成績が書き込まれており、自分の目で確かめられます。上がる点数を見て、さらにやる気が生まれる仕組みになっているというわけです。
セミナー中にPBTで100点以上アップした先輩も大勢います。レポートには学生から先生へのメッセージもあるので、その内容を見ながら次の日の授業の対応を変えていきます。TOEFL対策にとって重要な夏が過ぎて2学期の最初のテストで驚くほどスコアアップした先輩たちをたくさん見てきました。ただ、何かを身につけようとする時、Plateau(プラトウ=一時的な停滞期現象)はつきものです。一所懸命やっているのにスコアにつながらなくても、やるべきことをやっていれば心配ありません。日本外国語専門学校の米国・カナダ留学科は、TOEFLの目標スコア達成まで、そしてアメリカ留学、カナダ留学までしっかり皆さんを指導していきます。
米国・カナダ留学科「夏期集中TOEFLセミナー」レポート |
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