Interview with American College Students
〜アメリカの大学生に直撃インタビュー〜

JCFLアメリカ留学科より単位移籍・編入のできる提携校はアメリカ全土に70大学もあるのは皆さんご存知ですか？そのうち6校がカリフォルニア州にあります。今回は現地の大学生が日本について、あるいは留学生について、どのくらい興味があるのかなど聞いてみました。インタビューに協力してくれたのは、地元カリフォルニア州立大学スタニスロス校の大学生達です。「日本に行ったことがある！」と元気に答えてくれた3年生のリズ、校内の休憩所で団欒していた2年生のパーカーとエリック、そして放課後課題について話し合っていた3年生のソフィ、マイク、ケリーの6人のコメントを紹介します。

−日本へはいつ頃誰と行ったの？
リズ「2年前の春に日系人の友達と京都や大阪に行ったの。すっごく楽しくて何もかも美しくて、食べ物も美味しかったから絶対にまた行きたい！特にお茶とお饅頭が大好き。お寺や神社にも行ったし、京都では夕方に芸者（舞妓のこと？）さんがタクシーに乗るところを目撃したのよ。綺麗な着物を着て小またで歩いていてものすごく素敵だった。芸者さんってたくさん修行するんでしょ？欧米で芸者さんについて誤った認識があるのは残念だと思う。」
−びっくりしたことはある？
リズ「お店なんかに行くと、フランスとかアメリカとか、色んな国の文化が取り入れられていて驚いたわ。食べ物もそうだし雑貨や服にも他の国の言葉や国旗が入ってたのが不思議だった。あと専門店で豆腐のフルコースが出てきたのにもびっくり。豆腐だけであんなに料理があるなんて！それからレストランではメニューに写真がついてるのがすごく便利で感動したわ。」

−日本について知っていることはある？
パーカー「人形浄瑠璃の写真集と歌舞伎のDVDを見たことがあるよ。着物の色が鮮やかで動きも繊細で素晴らしいと思った。僕は舞台芸術について勉強してるから、いつか作品に取り入れたいな。」
エリック「兄が最近日本へ行ったんだけど、カスタマーサービスがすごく良いって言ってた。ホテルもレストランも機内も、みんな超丁寧で一生懸命で、チップを払わないのにどうしてあんなに笑顔で接客してくれるのかと思ったって。」

−留学生についてどう思う？
マイク「他の国の文化について教えてもらえて大歓迎！フランスやオーストラリア、デンマークからの留学生の友達がいるよ。このあたりは大都会ってわけじゃないから、その分いろんな人種の人たちが本当に混ざり合ってる感じで、留学生にも溶け込みやすい地域なんじゃないかな。みんな楽しそうだよ。」
ソフィ「私自身がオーストラリアからの留学生よ。一年前にアメリカに来て、アクセントも取れてきた（笑）。スタニスロス大学は大きすぎなくて勉強しやすいの。教授もフレンドリーだしキャンパスも公園みたいで素敵でしょ。留学して来て本当に良かった。」
ケリー「日本からの留学生は直接友達にいないけど、私は漫画が大好きだしマイクと同じで異文化にも興味があるから知り合いになれたらすごく嬉しい。いつか日本にも行ってみたい！」

インタビューして思ったのは、みんな他国の文化に対してとっても興味津々。初対面なのに物怖じすることなく答えてくれたうえ、テレビで見たことや誰かに聞いたことが本当かどうか、フレンドリーに質問してきてくれました。アメリカに限らず海外留学を成功させるには、コミュニケーション出来るだけの語学力を事前につけること、自国の文化について理解を深めておくこと、そして受入国の文化に敬意を払い環境に順応することが大切です。しっかり準備をして臨めば、海外留学で得られるものは語学力だけではありません。アメリカの大学の広大なキャンパスで、一人でも多くの日本人学生が現地の大学生と交流しながら、のびのびと勉強してくれることを願っています。
※今回でUSAレポートはしばらくお休みに入ります。半年間ありがとうございました。