オーストラリアに留学して、忙しく充実した日々をおくっています
私は今オーストラリアに留学しています。月曜から金曜まで学校で英語を学び、、週に一度Pet Porpoise Poolというイルカやアシカを飼育している施設でアニマルトレーニングの実習もしています。週末はダイビングやサーフィンのトレーニングをしています。毎日とても忙しいですが、オーストラリアの広い空と青い海、そしてかわいい動物たちに囲まれていると、明日もがんばるぞと自然にやる気が出てきます。
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ルーズなオーストラリア人?!
私の場合は、日本外国語専門学校で前もってオーストラリアの生活について学んでいたので、大きなカルチャーショックというのはありませんでした。日本で想像していたように、人も食べ物も何もかもがBigといのが私の第一印象です。オーストラリアの生活に慣れるのもそれほど時間はかかりませんでしたが、最初は時間にルーズなオーストラリア人の性格に戸惑うことも何度かありました。しかし一ヶ月もするとそんな性格も、オーストラリア人独特のおおらかな雰囲気を作り出す大切な要素に思えてきて、戸惑うこともなくなりました。英語については最初のころ、緊張でなかなか会話を続けることができず、落ち込んだりもしました。(※松本さんはIELTS6.5を取得しています)でも今は日常的な会話ならなんとか続けられるようになり、少し自信がつきました。学校での英語の勉強はもちろん大事ですが、家での 家族との会話を大切にすることは英語に慣れる一番効果的な方法だと思います。
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ホームステイ
私のホストファミリーはお母さん、お父さん、同い年の女の子と3つ年上のホストブラザーです。お母さんは学校で先生のアシスタントをしていて、お父さんは建築の仕事をしています。ホストシスターはチャイルドケア・センター で働いていて、ホストブラザーは理学療法士として病院で働いています。 みんなとても優しく親切で、私を本当の家族のように扱ってくれるので、毎日がとても幸せです。またみんな、とても暖かく穏やかな性格なので一緒にいると自分まで優しい気持ちになれます。私がコフスハーバーに来て一番うれしかったことは、ホストファミリーが自分の友達に会うたびに私を紹介してくれることでした。そして自然に、ホストファミリーにとって大切な仲間は、私にとっても大切な存在になりました。道で会うたびに、声をかけてくれて、中には波の高い海でどうやって泳げばいいかなど、いろいろアドバイスをくれる人もいます。
家での生活についてですが、洗濯はホストファミリーと一緒にやってもらっています。冷蔵庫の中身は自由に取ってよいことになっています。朝食とランチは自分で作って食べることがほとんどですが、夕食はたいてい家族が作ってくれます。(時間があるときは私も日本食を作ります。肉じゃがが好評でした。)食器洗いは暇な人がやるといった感じです。私の家の場合、これといった当番はありません。気がついた人が自分からやるのが普通です。みんな家族を思いやる気持ちがあるので極端に一人の人がたくさんの仕事をするということはありません。私もたまにご飯を作ったり、ごみを捨てたり、食器洗いをしたりとさまざまです。私の家族の家は他の生徒の家に比べると小さいのかもしれませんがその分、家族がひとつの部屋に集まって過ごすことが多いようです。リビングでいっしょに映画を見たり、会話をしたりしながら流れるゆっくりとした時間が私にとって最高のリラックスタイムです。ホームステイのルールは家族によってかなり違うようですが、私の家族は当たり前のことですが、帰りが暗くなるようなら電話を入れるというのが唯一の決まりです。
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キャンパスライフ
キャンパスは緑がたくさんありとてもきれいです。私はアカデミックというクラスで日本人、韓国人、タイ人、インドネシア人の学生と一緒に勉強しています。日本での授業と大きく違うところは、違う国籍の生徒と意見を交し合うことで、日本にいたときには気がつかなかった、新しい視点や考え方に気づかされることがよくあることです。毎週何かしら宿題が出るので忙しいときは大変ですが、先生が提出した宿題にコメントをつけて返してくれるので、しっかりやろうという気になります。
また、アカデミックのクラスでは時々、オーストラリアの学生とコミュニケーションをする授業もあります。この前は折り紙で鶴の折り方を教えたり、お箸の持ち方を教えたりしました。オーストラリアの学生はだいたい16、17歳の高校生で、オーストラリアの文化やゲーム、スラングなどを教えてくれました。最初のころはお互いに緊張してなかなか話ができなかったりしたのですが、今は学校で見かけると自然に声がかけられるようになりました。
日本外国語専門学校のオセアニアセミナーやアニマルサイエンスで学んだことは毎日の生活や勉強に直接役立っていると思います。私がそれほど大きなカルチャーショックを感じることなくオーストラリアの生活に馴染めたのも、オセアニアセミナーの授業でオーストラリアの文化や習慣を学んでいたからだと思います。また、Pet Porpoise Poolでイルカやアシカについて学ぶときにアニマルサイエンスの授業で前もって学んでいた基本的な知識は、授業をしっかり理解するうえでの大きな助けとなりました。
留学を考えている人へ
外国で学ぶことは楽なことではありませんが、その分得るものもたくさんあります。また日本では気がつくことのできないさまざまなことに気づくことができます。誰のためでもない自分自身のため、大変だと思いますが、いっぱい悩んで後悔のない進路を見つけてください。


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