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![]() ![]() アメリカ留学 米国三越でインターンシップ経験 ニューヨーク州立大学ファッション・インスティテュート・オブ・テクノロジー(FIT)卒/トレード&マーケティングforファッション専攻 東京都立上の高校出身 JCFLアメリカ・カナダ留学コース卒 もう1年間、米国勤務を予定。 |
![]() ![]() アメリカ留学 ワートバーグ大学在学中/心理学/社会学・ビジネス専攻 東京都玉川学園高等部出身JCFLアメリカ・カナダ留学コース卒 「難しいと評判の社会学の授業で必死に勉強し、見事Aを取った経験が、その後の自信につながっている」と語る。 |
![]() ![]() イギリス留学 ナガセ(児童英語教師)勤務 スターリング大学卒 英語教授法専攻 東京都文華女子高校出身 JCFLイギリス留学科卒 レッスンにいくつかのプランを持って臨む余裕ができたところ。将来は中学生も教えたいとか。 |
![]() ![]() イタリア留学 ミリグラムスタジオ(建築設計事務所)勤務 ヨーロッパ・デザイン専門学校卒インテリアデザイン専攻 JCFLイタリア留学コース卒 イタリアと日本のよさを併せて建築に関わり「オリジナルの家具やモノ作りを行いたい」と語る。 |
![]() ![]() フランス留学 リクルート勤務 ブルゴーニュ大学フランス語講座修了 埼玉県立伊奈学園総合高校出身 JCFLフランス留学コース 3ヶ月連続の月間MVPなど優秀な営業成績の原点を「フランスでの留学生活における人生体験だった」と語る。 |
進行:JCFL留学アドバイザー 藤原五百子
藤原 最初に、先輩たちがなぜ進学先に日本ではなく、海外の大学を選んだのか、またなぜその国を選んだのかという理由からお訊きしたいと思います。
本田 高校時代は部活に力を入れていて受験勉強もしなかったので、大学ぐらいはしっかり勉強しようと海外の大学に決めました。日本の大学に進学して、サークル活動やバイトばかりに一生懸命な人達を見て、日本の大学に行けば自分も同じように流されると思ったんです。アメリカを選んだのは「自由」というイメージに惹かれたからです。実際、アメリカの大学は入学後に専攻を変えたりできる自由度があるのが魅力です。
川井 英語を話せるようになりたかったというのが第一の理由です。最初は日本の大学の外国語学部に行こうと思っていたんですが、英語という道具を使って何か勉強できれば一石二鳥ではないかと思い留学を決意しました。JCFLを卒業後、ニューヨーク州の公立短大に編入し、1年で卒業して、ニューヨーク州立大学ファッション・インスティテュート・オブ・テクノロジー(FIT)というファッション分野では世界的に有名な4年制大学に編入しました。日本とアメリカをつなぐ国際的なビジネスをしたいと思っていたので、“ファッションビジネス”の全てが学べる専攻を選びました。
藤原 ヨーロッパ方面のお話も伺いましょう。山上さんはイタリア留学でJCFLがとても役立ったそうですね。
山上 進学校に通っていた私は、最初は日本の大学への進学を考えていたんですが、行きたいと思える大学や学部が結局見つからなかったんです。それで受験勉強も後半戦になって、海外に出てインテリアコーディネートを学びたいな、と思い始めました。インテリアの勉強ならやはりイタリアだと思いましたが、卒業間近で留学の準備もできておらず、どうしてよいか分からなかった時にJCFLのパンフレットが目にとまったんです。ここならまちがいなく私もイタリア留学を実現できると思いました。本当にJCFLには助けてもらったという感じがします。
藤原 留学先それぞれれの国の学校の魅力は何でしょうか。苦労もあったと思いますが、専攻も含めて、留学生活で印象に残っていることをお話ください。
本田 主専攻は心理学ですが、社会心理やマーケティング心理、集団心理など、実生活に密着した方面の心理学の勉強をしています。勉強面で印象に残っているのは、最初の秋学期に難しいと評判の社会学のクラスで、教科書3冊を読み、論文は合計50枚以上書かなければいけなかったことです。まだ英語にも十分なれていなかった時期なので、本当に半分泣きながら勉強していましたね。でもなぜかAという最高の評価をもらえました。きっと努力を認めてくれたのかな、と思います。ここでAを取れたことがその後の自信につながりましたね。
川井 アメリカの大学の授業は、一般的にプレゼンテーション、つまり研究発表が多いんです。例えば、何か一つの店をオープンさせるというテーマの研究発表では、外国に商品を輸出する、その発送方法&宣伝戦略など、全てを数ヶ月かけてまとめて企画書として一冊の本にし、発表したこともありました。でも、JCFLで学んだ特にTOEFLが、英語で勉強する際の全てのベースになりました。だから、留学後も結構よい成績が取れたんだと思います。
山上 私も、イタリア語に関しては、この学校で勉強して行ったので中級レベルの力がありましたから、生活や学校探しには困りませんでした。ただ、友達はすぐできたのですが生活になじむには半年ぐらいかかった気がします。最初の4ヶ月間に学校を見て歩き、最終的に今の学校に決めました。学校での日々は正直大変でした。講義はむずかしく聞き取れても頭の中で整理が追いつかなかったりするので、友達に聞いたり、自宅学習を積み重ねて、何とか切り抜けました。でもこれも留学生なら誰でも経験する第一関門だと思います。
桂木 私の場合は、イギリスについて全く無知だったのがJCFLの1年間でイギリスについての知識を身につけることができ、安心して留学できました。最初はブラッドフォードカレッジで英語の勉強を続けました。現地にはインド系やパキスタン系の人たちが多く、またギリシャやキプロスなどの留学生もいて、留学しなかったら絶対に会えなかったと思われる人達との出会いがあり視野を広げることができました。また、英語教育の専攻学科を持つ大学を探す際には、大学のチューター(個人指導教員)の方にとてもお世話になりました。スターリング大学に移ってからは、セミナーの時間に留学生は自分だけということもあり、言いたいことが自由に表現できず、悔しい思いをすることもありました。でも、逆に日本人が一人だったりすると、「日本ではどうなの」と教授から質問されるので、日本の教育のことを逆に勉強することになり、発表力もだんだんついてきました。平日はとにかく勉強をしました。その合間に友達とパブでランチを取りながら、エッセイの課題に役立つ本の情報交換をしたりしました。日頃いっぱい勉強する分、週末は思い切り遊びましたね。そのメリハリのある生活がとてもよかったと思います。
佐々木 フランスに行ってからは、今までの自分の世界、つまり日本での生活から隔絶され、嫌というほど自分自身と向かい合い、けっこう辛い一年でした。勉強が辛いというより、自分の大人としての精神的な成長に一人で耐えなければならなったという点でしょうか?でも、だからこそ自分自身を知ることができたし、人生経験としてはかけがえのないものとなっています。つまり、留学した一年間は大人になるまでのプロローグだったような気がします。
藤原 皆さん、JCFLでの勉強を活かして海外の大学でもしっかり学んできたようですね。次は皆さんの就職活動について伺いましょう。
桂木 私は卒業して帰国した時にJCFLの就職センターを通して就職できました。現在は、子どもたちに英語を教えるかたわら、外国人講師のコーディネートの仕事もしています。毎日、英語を使い、学んできた教授法を使えるので大変満足しています。JCFLでは、海外大学の卒業生に対して就職支援をしてくれるので心強いです。
藤原 川井さんはこれから本格的に仕事ですが、インターンシップでニューヨークの三越でお仕事をされたんですね。
川井 私が卒業した大学にはインターンシップ・センターがあり、1千を越える提携企業の中から希望の会社を選ぶこことができます。もちろん面接試験はあるんですが、私の場合はニューヨークの三越にパスして、ファッションブランドのリサーチや上司の交渉に同席し勉強させて頂きました。今は、米国大学卒業後に、1年間米国で勤務できるOPTという資格(ビザ)をもらいましたので、これから自分の就職のキャリアにも活かせる企業を選び、1年間アメリカで働き実績を積みたいと思います。
山上 私は現在、ミリグラムスタジオ一級建築士事務所で働いています。職場で最初に依頼された仕事は、入社して2日目でキッチンのデザインをすることでした。現在も、キッチンや建具、家具のデザインを頼まれたりします。将来的には住宅設計やリフォームも手がけたいと思っていますので、建築に関してはまだまだ勉強が必要です。イタリアで勉強してきて、日本の建築世界にとまどうこともありますが、イタリアの良さと日本の良さを併せて建築に関わりながら私独自のオリジナル家具や物を作っていければよいと思っています。
本田 英語力だけではなく、行動力がついたことが一番良かったですね。留学前は不安が先に立ち行動できなかった事でも、いまはまず行動しなければと思えるし、できます。また、アメリカ人の友達や親しくなったホストファミリー、そしてJCFLで知り合った友達は、みんな一生の財産だと思います。これから留学を考えられる皆さんには、もちろん不安もあると思いますが、JCFLなら1年間しっかり準備できますので、必ず海外の大学を卒業できます・視野も広がります。だから絶対に頑張ってください。
佐々木 フランスでの留学生活と現在の私が行っている雑誌広告を売るという営業職の仕事とは、一見何の結びつきもありませんが、私にとってはフランスでの1年間の生活が現在の自分の支えになってくれています。そのお陰で、営業成績の好成績にもつながっていると思っています。将来、どんな職に就こうと、留学した時に体験は必ず皆さんの糧になってくれるはずです。
川井 留学は決して“カッコよくてバラ色”の面だけではありません。実際は、皆さんの忍耐力が求められる厳しい面もあります。しかし、努力をすれば必ず報われるものです。そしてそれは、努力した分だけ大きなものとして返ってきます。もし日本の大学に行っていたら何をしていただろうと考える時がありますが、私は同じ時間を過ごすなら留学生活の方が成長する度合いは大きいと確信します。今留学したいと思っている皆さんには、ぜひ留学することをお勧めします。ただし準備をしっかり行うこと。それはJCFLがサポートしてくれます。
藤原 国際化の時代はますます加速しています。これから進路を考える皆さんもぜひ勇気を持って国際進学にチャレンジしてください。それが成功できるかどうかは、全て十分な日本での準備にかかっています。これから留学を目指す皆さんも、是非語学力はもちろんのこと留学先でのスタディスキル(学習法)などをまずはしっかり身につけて、現地で1日も早く留学生活に溶け込めるようにしていただきたいと思います。