キングストン
私は今、ロンドンから電車で30分位の所にあるキングストンという街にいます。こっちに来てまだ2ヶ月ですが、景色や環境がとてもきれいで豊かな自然に囲まれているところです。私が住んでいる寮はタウンセンターから徒歩30分位の所にありますが、タウンセンター周辺に比べてとても静かで、またテムズ川沿いなので空気もきれいでとても過ごしやすいです。
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イギリスの印象
私がこっちに来た時の印象は、自然にあふれていて住みやすく、なにより人がとても親切だと思いました。同年代の人たちも皆親切です。それにイギリスという国は予想していた以上に国際的で異文化的な国だということもこの国の大きな特徴だと改めて気づきました。
最近は気候も冬らしくなり、毎日とても寒いです。イギリスの若者は日本と違って皆似たような格好をしていて、こっちに来てから日本(主に東京)が何故世界的にも有名な都市として挙げられるか納得できる気がします。そしてイギリス人は差別をするとよく耳にしていましたが、やっぱり生活している中でそう実感する時がよくあります。例えば、人種や文化の違いをジョークにして笑うなどです。とはいえ実際自分が真剣に差別を受けているなと感じることはないです。他にも大学で目にする面白い光景は、多文化ではあるけれど各人種で固まっていることです。要するに、黒人は黒人と、白人は白人と、インド人はインド人と。そのため、色んな言語での会話を耳にすることも当然なのかもしれません。大学にはサークルみたいなものもあって、その中にはアジア人だけ、又はカリビアンだけのサークルという様に皆同じ人種同士固まるのが好きみたいです。私はちょっと理解しがたいですけど、これもイギリスという国の特徴の1つだと感じます。
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映画の勉強
私の通うキングストン大学はいろんな国の言葉が常に飛び交っている国際的な場所なので、大学にいることによっていろいろな文化・言語・人種を体感できる良い環境です。学内の施設も充実していて勉強をするにはとてもいい場所です。
私は今、映画を勉強するフィルムスタディを専攻しています。今学期は、イギリスのテレビ・映画の歴史と論理・映画制作を授業で学んでいます。授業の内容は簡単に言えば、主にヨーロッパ・イギリスそしてハリウッドの映画史を、映画を語るのに欠かせないような傑作や有名監督などの作品を参考に学んだりしています。他にも映画を観て分析しどんな映画的工夫がされているか、映画監督がどのような効果を狙って撮影方法を使用しているかなど映画を深く見て学び、映画制作の授業では実際にコンピュータを使って編集方法を習ったり、小グループになって企画しショートフィルムを撮影したりしています。図書室には映画を専攻する学生のためにDVDやビデオのコレクションもあり、レンタルも可能です。映画撮影に必要な機材も充実していて、いつでも撮影できるような環境が整っています。大学の留学生に対するサポートもとても充実しているし、生活しやすい環境にあるし、充実した大学生活が送れる場所ではないでしょうか。




ピクニックの帰り道

友達の輪も広がってきました