イギリスでパフォーミングアーツを学ぶ!
今年の9月から留学しているのは、Chichester というイギリス、イングランドの南西にある街にあるUniversity of Chicheaster という大学です。私が専攻しているのは、Performing Arts と IES(International English Studies)で、もともとはこれらの学部を50%ずつ取る予定でしたが、PAの外せない科目がIESとかぶっていたので、こちらにきてからPAを70%、IESを30%ということにしました。
パフォーミング・アーツを勉強しようと思ったきっかけは、中1の時に見たパイレーツ・オブ・カリビアン。ジョニー・デップにはまってしまって、デップの出ている映画を片っ端から見ました。今までは見なかったようなジャンルの映画も見るようになって、自分も映画を通じてメッセージを伝えたい、演劇を勉強したいと思いました。演劇の経験はほぼ無いに等しいのですが、イギリスは教育システムがしっかりしているので初心者でもOKのようです。
ドキドキのオリエンテーションデー
イギリスに到着して最初の一言は「寒いっ!」日本が暑いせいもあって、余計に寒く感じました。私も、一緒に渡航してきた友達も、防寒着は持ってきていなかったので、秋冬用の服を買いに行くまで大変でした。空港から乗ったブラックキャブ(丸っこい独特の形をしたタクシー。イギリス名物です)の運転手さんはとても親切な方で、目的地の大学に到着した後も、私たちがもたもたしているのを見かねてオフィサー(大学のスタッフ)を呼んでくれました。到着早々、まだ右も左も分からず心細かったので、とても助かりました。
到着から2日目。留学生向けのオリエンテーションの初日です。たくさんの国から学生が来ていました。中国、ポーランド、フランス、デンマーク、スウェーデン…etc。説明を受け、それからコーヒーブレイク。ほかの学生さんたちは英語圏の人なんじゃ…と思うくらいにスムーズに英語を話すので、話を聞き取るので私は精一杯でした。残念ながら、発言するのは質問されたときくらい。
オリエンテーション2日目。2年生、3年生の留学生の先輩たちからアドバイスや体験談を聞き、各種登録手続きをする日。英語力の面で心配する必要はないとどの先輩も言っていて、JCFLの卒業生の先輩も、「イギリスの人たちは、あまり話しかけてくれないので皆冷たいなぁと思っていたけれど、コミュニケーションを取るようになったら皆いい人たちでした」と体験談を語ってくれました。
この日は、夜から留学生向けのウェルカムパーティーが行われました。昼のオリエンテーションに来ていなかった先輩たちも来てくれて、ビリヤードやカラオケをしながらいろいろな話ができ、すっかり打ち解けた雰囲気になりました。少しばかり緊張がほぐれました。