留学のきっかけはジャッキー・チェン!
始めは中国に留学しようと思っていたんです。小さい頃から香港のアクション映画が好きだったので。インターネットで「中国留学」をキーワードに検索していてJCFLを見つけました。でも、僕が入学する年にはJCFLには2年制の準備コースしかなくて、それは金銭的にきついかなと。でも留学はしてみたくて、他の1年制留学準備コースの話を聞くうちに、オーストラリアは色々な国の移民が多いと教えてもらったんです。それなら中国系の友達も沢山できるかなと思って。笑)自分自身、のんびりしていて活発なタイプではないので、自然がいっぱいでゆったりとしているオーストラリアが合っているような気がしました。他の国よりも学費や生活費が安いことも、選ぶポイントでした。
見た目は草食系ですが・・・
ジャッキー・チェンに憧れて、小学校から高校まで少林寺をやっていました。中学の部活では柔道。入部した頃は身長は145cmしかありませんでしたし、顔もこんななので、当時も今も格闘技をやっているようには見えないとよく言われますね。でも柔道も少林寺も初段を持っています。少林寺は、自分からは手を出さない、致命傷を与えないというのが原則で、相手の攻撃を利用して自分の身を守るための術なんです。僕も自分からは手を出さなくなりました。少林寺のそうした精神を学んだということもあると思いますし、実際に自分がやられた時の痛みを知っているということが大きいのかもしれません。練習がきついので、忍耐力もついたと思います。
海外と同じ授業が体験できる!
経済の授業が印象的でした。ネイティブの先生が最初から最後まで英語で行うので、最初はかなりパニくりました!先生のジョークにも笑えなかったですし。予習してきたことを前提で進めるので、毎回辞書を引き引き準備をしました。でも「海外ではこんな感じで授業が進むんだな」とリアルに現地の様子がイメージできて良かったと思います。毎日何かしら英語に触れているので、耳が慣れてきて、聞き取れるようになってきます。外国の人と話すのは緊張していたのですが、オーストラリア出身のウォレル先生は、馴染みやすい雰囲気があって、気軽に話しかけてくれるので、緊張しないで話せるようになりました。オーストラリアの歴史とか特有の造語とか色々な話をしてくれるので楽しいです!
東京★1人暮らし
実家が静岡なので1人暮らしをしています。前は目覚ましをかけてもダメで、高校はちょこちょこ休んでしまっていたのですが、こっちに来てからは全然休んでません。両親に学費を出してもらっているので、行かないと申し訳ないなと思うようになって。生活費も仕送りしてもらっているので、なるべく自炊しています。すごいのはできないけど、頑張っています。よく作るのはカレーとかシチューとか、野菜いためとか。唯一の贅沢は映画で、よく1人で見に行きます。お気に入りは六本木ヒルズの映画館。東京に来て一番最初に行った映画館なのですが、広くて綺麗で‘都会だな’って・・。笑) どんなジャンルも見ますが、命の大切さをメッセージにしているものが特に好きです。
留学費用は自分で貯める!
僕は大学進学を希望している妹が下にいるので、留学費用は全部自分で出すことにしました。高校の時に貯めたアルバイト代と今までのお年玉があるので、あとは足りない分を12月まで働いて貯めるつもりです。自分のお金で留学して、ちゃんとコースを修了できたら、相当な自信になると思うので、これはチャンスだと考えています。留学期間は1年が限度だと思うので、1年でディプロマが取れて、色々な分野に応用の効くビジネスを専攻しようと思っています。海が近いブリスベンという街へ行く予定なので、マリンスポーツもやってみたいですし、移民の人が出している色々な国の食べ物を食べるのも楽しみです。それから、コアラも絶対はずせませんね。
留学に憧れている人へ
留学というとお金の面で諦めてしまう人がいるかと思うのですが、実はそういう状況こそチャンス。それを乗り切ったら、自分が大きく、強くなれると思うので頑張ってほしいです。僕も今、留学費用を貯めているのですが、他学科に同じような境遇の友達がいて、お互い共感できるし、頑張らなくちゃと思えます。やはり、そういう困難がある時には、お互い支えになれるような友達を見つけるのがいいと思います。オーストラリア留学科は、のんびりしている人が多いですね。学生も先生も。オーストラリアに行きたい人ってそういう人が多いのかな。僕は人見知りタイプなのですが、オーストラリア留学科は穏やかで馴染みやすいと思います。