「代わり映えのない仕事はやりたくない。広告の仕事なら…」という単純な発想で、美大を受けるための予備校に通い始めました。でもみんなと同じデッサンの練習ばかりさせられて、「個性は関係ないのか」と疑問を持ったんです。一般の大学から広告代理店に就職することを考えましたが、受験はうまくいかず…。大学に入ったら短期留学をしようと思っていたこともあり、海外の美大の資料を取り寄せてみると内容が充実している。行きたいと思いました。 |
![]() 技術より‘アイディア’ すぐにでも海外へと思ったのですが、猪突猛進型で進路をコロコロ変えてきたので、親と先生が心配して。(笑)英語と美術のスキルはつけて行け、と父が知り合いに紹介されたJCFLを薦めてくれました。時間とお金が無駄になるんじゃないかと思っていたのですが、授業を見学し説明を聞いてみると「正確に」ではなく「アイディア」を大切にしていることが分かったんです。美術教育もしっかりしてそうだし、向こうに行ってから糧になるものが得られると思いました。 |
前期は、色やトーン、素材感の違いなど作品を作る上で必要となる知識やスキルを学びました。夏休みにはデッサン講習があり、不思議なことに今まで嫌で仕方なかったデッサンが楽しく感じられたんです。「大切なのは対象をよく見ること」と教わって、フォーカスしたい所を見つけながら描けるようになったからかなと思います。後期になると、ファインアートとデザインに分かれて2週間のスパンで作品を作っていきます。 |
大学受験で英語を勉強している時はつまらなかったのですが、今は生きた英語に触れている気がします。自分のアイディアを表現するために英語を一から生み出す感覚があって大変だけど楽しいです。入った時は先生の英語が早すぎて、授業に全然ついて行けなかったんですけどね。友達が頼りでした。(笑)先生はネイティブなので、「この単語こんな風に使うんだ」というのが自然な会話から学べるのもいいですね。 |
ここで勉強を初めてから、タイムマネジメントができるようになりました。良い作品を作るには調べたり考えたりする時間が必要なので、どの時間を削れるかですね。大学生になった友達から飲みに誘われますが、やる事が沢山あるので断りっぱなしです。こんなに勉強に集中しているのは生まれて初めてですね。笑)だんだん自信につながってきました。もっと作品を良くしたいという思いにもなりますね。 |
学校を選ぶとき、こだわったのがチューターに相談しやすい少人数制と様々な表現手段に挑戦させてくれるコースがあるということ。絵も写真も彫刻も、まだ1つに絞らず色々やってみたいんです。一番ぴったり来たのがロンドン芸術大学セントラルセントマーティンのバイアムショー校でした。入学前に専攻を決めなくてはいけない日本の美大と違って、入ってから色々な可能性を試せるのが海外の良さだと思います。 |
![]() 自分が何をやりたいのか、考え調べることが大切です。そのために日本がいいのか、海外がいいのか、メリット・デメリットひっくるめて考えておけば、意思の強さや自信につながると思うんです。やると決めたら、JCFLに来れば僕のような初心者でも十分に力をつけられます。道具の使い方からアイディアの発展の仕方までカバーしてくれるカリキュラムがありますし、先生方も一人ひとりとじっくり向き合ってくれます。先生を通して縦のつながりがあるので、留学中の先輩に大学の様子を聞けるし、現地に行ってからも心強いと思います。 |
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![]() ![]() 学科:海外芸術大学留学科 東京都立三鷹高校出身 趣味★サッカー、散歩 |
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