アメリカでインターンシップ!学生インタビューPart1
 毎年、海外のホテルやレジャー施設で行われるインターンシップ。今年は20名以上の学生たちがアメリカのアラスカ、ニューメキシコ、モンタナでインターンシップを行いました。今回はそのうち、アメリカ・モンタナ州のYellowstone国立公園内にあるホテルでインターンシップをした英語通訳科の松井さんに、仕事の様子や現地での生活についてインタビューしました!(秋山先生の写真も併せてご紹介します)
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海外インターンシップに参加した学生にインタビュー

Q インターンシップではどんな仕事をしていたの?


A Yellowstoneというアメリカで最大、最古の国立公園内にあるホテルのキッチンで3ヶ月間働きました。仕事はひたすら皿洗いだったので、途中で別の仕事に移りたくなったこともありましたが、シェフや調理補助、ウェイターなどキッチンのどの職種の人とも話せるポジションだったので、本当に色々な国の人と知り合いになれました。

Q 現地の人と仕事をして、日本とどんな違いを感じた?


A 国によって働き方が全然違うんだな、日本人はハードワーカーだなと実感しました。使い終わったお皿がどんどん運ばれてくるので、最初は全然休憩を取らずにお皿を洗い続けていたのですが、周りを見てみると、シェフも同じ皿洗いのスタッフも、自分が疲れたと感じたらどんなに仕事が溜まっていてもしっかりと休憩を取っている。仕事のやり方にもマニュアルがなくて、提案をすれば変えてくれる。ここでは自分のペースで仕事をすることが大切なんだと思いました。

Q インターンシップにあたって、役立った通訳科の授業は?


A 色々な国の人が参加していたのですが、日本に関心がある人が多かったので、日本文化紹介の授業が役立ちました。芸者や京都、お茶のことなど、覚えていることは答えてあげられましたが、もっと勉強しておけば良かったと思いました。でも、授業で茶道や華道を少し体験していたので、少し具体的に教えられて良かったです。

Q アフター5や休日は何をしたの?


A 国立公園を巡るツアーに参加したり、別の街にある従業員の宿舎に遊びに行ったりしました。観光客や従業員の車に同乗させてもらい、色々な国の人と出会いました。特に印象に残っているのは、宿舎の食堂で仲良くなった人たちと行ったmoon hikeやmidnight picnic。真っ暗な中、132mの滝が月明かりに照らされていて浮かび上がる姿は本当に綺麗でした。

Q インターンシップに参加して、何が良かった?


A 色々な国の友達ができたこと!3ヶ月毎日一緒に働いて、食事をして、アフター5を過ごして・・日本での親友と同じくらいの付合いになりました。今までは全然興味が無かった国なのに、知り合いができたことで、興味が湧いてきましたね。それから、自分の意見を持つようになりました。海外ではどんな小さなことでも議論になるんです。‘Mutsuki, how do you think of it?’と聞いてくれたのに何も答えられなかったことがあって、それから意識して発言するようになりました。アメリカは、自分から言わないと絶対に気付いてもらえないけれど、ちゃんと主張すればじっくりと聞いてくれる国だと思います。

Q インターンシップを終えて、今後の目標は?


A もっと英語力、特にコミュニケーション能力を磨きたいです。今回とてもいい体験をしたので、、この体験を就職活動に活かしたいです。英語を使って、旅行業界やお客様と接する仕事に就けたらいいなと思います。今回友達になった子たちとコンタクトを取り合って、いつかまたYellowstoneに行きたいです。

海外インターンシップに参加した学生のコメント
インターンシップ先のホテル
キッチンの表側はホテルのダイニング
インターンシップ先の風景
インターンシップ生は、ツアーにタダで参加させてもらえました
海外インターンシップ・野生動物
動物好きにはたまらない場所です
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