更新日09.5.8
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■ノースウエスト航空のグランドスタッフに内定!
  〜年齢や言葉の壁を越えて夢をかなえました〜

外資系航空会社のグランドスタッフに内定した学生/
ノースウエスト航空 グランドスタッフ内定
キャビンアテンダント・エアライン科
2年
山梨県立増穂商業高校出身

空港で生き生きと働くグランドスタッフ。憧れていても、語学力や年齢の点で自分には無理と諦めてしまう人もいるかもしれません。今回ご紹介する池田さんは、言葉や年齢の壁を越えて、ノースウエスト航空のグランドスタッフの内定を獲得!内定までの道のりについて聞きました。

08年度のキャビンアテンダント・グランドスタッフ内定実績
★08年度キャビンアテンダント・グランドスタッフに内定した学生のインタビュー

ノースウエスト航空のグランドスタッフに内定した学生

Q JCFL入学までのバックグラウンドについて教えてください  

 父が日系ペルー人、母がペルー人で、中学までペルーで育ちました。中学で日本に来た時は、日本語が全く分からなかったのでとても苦労しました。高校卒業後は工場で働いてお金を貯めて、母の勧めでペルーの大学の通訳・翻訳コースに進学したんですよ。でも子育てをしながらの通学でしたし、自分のやりたい勉強とは違う気がして日本に戻りました。また工場へ就職。毎日12時間働きましたが、ブラジル人ばかりの職場だったので、自然とポルトガル語を覚えることができました。2、3年かけてお金を貯めて、この学校に通うために東京に出てきました。

Q エアライン業界で働くことはいつから考えていたのですか?

 ずっと前からの憧れだったんですよ!父の仕事の関係で、よく飛行機を使ってペルー内を移動していたんです。最初は飛行機が恐かったのですが、グランドスタッフのお姉さんがすごく優しく安心させてくれて。自分もいつかあんな風になりたいと思っていました。

Q 夢を叶えるために、東京の学校、JCFLのエアライン科を選んだのはどうしてですか?

 山梨には専門の学校が無かったし、本気でエアラインの仕事に就くなら東京に出なくては、と思いました。JCFLともう一校見学に行ったのですが、その学校は色々なイベントがあっても遊びばかりで説明がちゃんとしていなかった。JCFLは小森先生が、最初から「この学校は厳しいわよ。」と真剣に対応してくれたので、信頼が持てたんです。子どもを山梨の両親に預け、初めての1人暮らし、子どもと離れての生活が始まりました。

Q エアライン科の生活はどうでしたか?

 授業が終わった後は毎日アルバイトをしながら学校に通いました。最初は、一般常識問題の漢字も全然分からなくて、図書館で夜遅くまで勉強して。日本の方の2倍、3倍やらないと追いつかないんですよ。再テストになりながらも、でもやるしかない!という感じで頑張りました。

Q キャビンアテンダント・エアライン科で学んだことや身についたことで、何が内定獲得に結びついたと思いますか?

 エアライン英語の授業!筆記試験に出た問題が、前に授業でやっていたものとよく似ていたので、かなり手ごたえがありましたね。あとはビジネスマナーで学んだ敬語が役立ちました。中学から日本にいましたが、敬語が3種類もあるのは知りませんでした。笑)マナーの授業だけではなくて、普段の生活の中で小森先生がびしびし鍛えて下さったから、ここまで身についたのだと思います。お会いするとあまりに直されるので、提出物は先生がいない時にそっと机に置いていこうかと思ったくらい。笑)でも、それだけ注意されると、‘次は注意されないように直そう!’という気持ちになるので、それが良かったのだと思います。

Q グランドスタッフに内定した瞬間の気持ちを一言!

 小森先生にご報告する時に、最初冗談で「落ちてしまいました」と内定の英文メールをお渡ししたんです。そうしたら小森先生が読んでいくうちに「あなた受かってるわよ!あれだけ言われながらやったじゃないの!」と涙を流して下さって。職員室にいたのですが、その場で立ち上がって「池田アンヘラさんが受かりました!」と職員室中に聞こえるような大きな声で報告されて、あちこちから「おめでとう」「よかったね」と先生方が声をかけて下さったんです。とても感動して、私も大泣きでした。

Q どんなグランドスタッフになりたいですか?今後の目標は?

 お客様が困っていたら、すぐ力になりたいと思います。飛行機に遅れないようにしっかりと誘導して、いつでも笑顔で対応して気持ちよく旅に出て頂きたいです。笑顔で「いってらっしゃいませ。」と早く言いたくてしょうがないです!

Q グランドスタッフやキャビンアテンダントに憧れている人やエアライン科に興味のある人にメッセージ

 エアライン科の授業にちゃんと出て、課題をちゃんとやっていれば大丈夫だと思います。最初は不安ばかりだと思いますが、やっていて良かったと思えてくると思います。私も最初は猫背で、漢字や敬語も全然できなかったけれど、何度も何度も先生方に直されるうちに自然とできるようになっていました。今では娘に同じことを注意して、「お母さんうるさい」と言われていますが、きっと後で感謝すると思って注意しています。笑)JCFLだと、エアライン業界以外の企業の校内説明会も開催されるし、色々な職業の情報も入ってくるので、将来を考える時に広い視野で考えられると思います。私はこの学校に入って目標とする女性像に少し近付けたので、本当に入ってよかったなと思います。

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