Ｑ 英語通訳科に入学するまでの流れを教えて下さい
Ａ 中・高は英語が好きだったのですが、大学では全く別の分野を勉強していました。でも徐々に‘自分はやっぱり英語がやりたいんだ’ということがハッキリしてきて、迷った末、英語をしっかりできる学校に行こうと決めたんです。私は話せるようになりたかったので、“いっぱい英語を話せる”“正確な発音を身につけられる”というキーワードに惹かれて英語通訳科の体験レッスンを受けました。別の専門学校とも迷いましたが、最終的にJCFLに決めたのは、就職に強く、学校自体がしっかりしているイメージがあったからです。
Ｑ アメリカでのインターンシッププログラムに参加。英語力や精神面で何か変化はありましたか？
Ａ 2年次の夏休みに3ヶ月間、アメリカでインターンシップを行いました。旅行ではなく長期で行ってみたかったし、海外で働くということがどういうことなのか体験してみたかったんです。それに、田舎の生活も満喫してみたくて。コテージ施設で、主にハウスキーピングの仕事をしました。他の従業員はほとんどがアメリカ人だったので、話が早くて聞き取れなくて最初は悔しい思いをすることもあったのですが、だんだん分かるようになってきて、みんなで遊びに行ったりするようにもなりましたよ。サービスの面でも、型にはまらず客とのコミュニケーションを楽しむアメリカ流のサービスを体験できて、本当に行って良かったと思います。
Ｑ ザ・ウィンザーホテル洞爺を志望するまでの、就職活動の流れについて教えて下さい
Ａ どんな業界や職種が自分に合うのか分からなかったので、色々な業界を受けていました。物流、マスコミ、アパレルetc、でもとことん落ちてしまって。その中で唯一あるホテルが受かったのですが、お客として自分が足を運んだ時、客を見ていない接客のように感じて納得がいかなかったんです。その時、自分は接客が好きなんだと気付きました。それからはホテルに絞り、さらに私は自然が好きなのでリゾートホテルを中心に探しました。ザ・ウィンザーホテル洞爺は秋山先生に教えて頂くまで知らなかったのですが、調べてみると高級ホテルだったので、ここならホテリエとして求められるサービスも一流だと思ったんです。
Ｑ 英語通訳科で学んだことや身についたことで、就職活動に役立ったことを教えて下さい
Ａ 就職対策を色々と学校でやってもらっていたことが役立ちました。履歴書や作文の書き方、身だしなみ、ビジネスメイクなど。他学科の学生と合同の面接練習ではガチガチだったので、本番に行く前に経験しておいて良かったです。本番では、湘南ｴﾘｱを英語で紹介して下さいというお題も出たので、観光地について英語でプレゼンテーションをする授業が役に立ちました。就職活動中は、担任の秋山先生にはかなりお世話になりました。面談は何回もして頂きましたし、就職活動に行き詰まりヤケになっていた時も、先生の「もう一度やってみなさい」というお話が励みになってラストスパートをかけることができたんです。
Ｑ ホテルマンとしての目標を教えて下さい
Ａ それぞれのゲストによって求めるものが全然違うので、1人ひとりのお客様をよく見て、コミュニケーションを通してどんな方なのかを知り、サービスできるホテルマンになりたいです。外国の方も沢山いらっしゃるホテルなので、これからも英語を頑張っていきたいと思いますし、日本の良さを伝えていきたいです。そのためにもまず、北海道を沢山歩き回って、自分が楽しんだことを伝えていければと思います！
Ｑ 英語を使う仕事に憧れている人、英語通訳科に興味のある人へ
Ａ 通訳科はみんな個性が強く、それぞれ自分が行きたい道を見つけて進んでいる人ばかりで刺激を受けました。頑張りやさんばかりです。そして分からない所があれば教え合って、助け合えるところが通訳科の良さだと思います。発音やリスニングなど、英語にいっぱい触れられる学科ですが、それだけでなく、日本と外国の文化や歴史などバックグラウンドも勉強できる点が良かったです。同じ内容を伝える英語でも、話し手の思いの強さやお互いの文化の違いによって言い回しを変えることを学べました。ただ英会話を練習するだけでは見えなかった発見が沢山できたのが大きかったです！
