日本外国語専門学校
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英語翻訳科
更新日06.12.1

■翻訳インターンシップに参加しています!

英語翻訳科では、当校卒業生が経営する翻訳会社や翻訳者の方にご協力を頂いて、約2ヶ月間の翻訳インターンシップを実施しています。日頃の授業で学んだ知識を生かす絶好のチャンスでもあり、また、憧れの翻訳業界で活躍する方々の生の声を聴き、実際のノウハウを学べるチャンスでもあります。
今年は、卒業生が経営する翻訳会社Aプラス(詳細はコチラ)で4名、在宅翻訳者として活躍する相原氏(詳細はコチラ)のもとで4名、IT系翻訳会社テック・ステートで1名の学生がインターンシップを行っています。

今回は、相原さんのもとでインターンシップ中の奥山さんと久保田君に、インターンシップの感想や今後の目標についてインタビューしました。

 文芸・童話/映画字幕翻訳専攻(東京・大東文化大学出身)
 ビジネス/TVメディア翻訳専攻(東京・日本放送協会学園高校出身)
以下、奥田さん=奥、久保田君=久
当校卒業の翻訳者、相原氏から指導を受ける奥田さん

Q インターンシップ先と仕事内容は? 
 英語翻訳科卒業後、在宅翻訳者として活動されている相原さん(詳細はコチラ)のもとでインターンシップを受けています。TRADOSという翻訳支援ソフトを使って、コンピュータ関連のマニュアル文章に下訳を付けています。

Q インターンシップで感激したことは? 
 翻訳の仕事に必要なTRADOSを実際に使用できたことです。TRADOSは翻訳の仕事に就かない限り、なかなか触れることができません。将来翻訳の仕事を目指すにあたって、学生の時点でTRADOSに触れることができたのは、とても良い経験になったと思っています。

 生の原稿、そしてTRADOSを使用しての翻訳作業が印象深いです。また、実際に活躍する翻訳家の方から示唆に富んだお言葉をいただけることも、貴重あると感じています。

Q 英語翻訳科で学んだことで、インターンシップにプラスになったことは? 
 JCFLで日々英語に触れ、英文に慣れていることが役立ったと思います。インターンシップ先で訳している文章は専門的な内容のため、知らない単語が沢山あります。知らない単語はその場で調べることができますが、文法力は日々の積み重ねだと思います。日々の英語学習で身につけた基礎的な文法力がインターンシップで活かせたと思います。

 後期より始まった「パソコン応用翻訳」の授業では、パソコンを使用した情報の収集など、実際の翻訳業務に密接に関わってくる内容を学んでいます。その他、英文から日本語への訳出の仕方など、翻訳の授業で学んだことは全て活かされていると感じます。逆に、インターンシップで学んだことが授業で活きてくることもあります。

Q インターンシップ経験から学んだことは?
 翻訳者になる為にはどんな知識や能力が必要かということを学びました。例えば、専門知識やパソコンを使って調べる能力です。この2つは、インターンシップに行くたびに強く必要性を感じました

 実際の翻訳業務に必要となるのは何かということです。英文が読めるというのは、言ってみれば備わっていて当然の能力であり、翻訳業務に必要となるのは物を調べる能力であるということ。それこそが翻訳家としての優劣を決めるのだと知りました。

Q インターンシップ経験を将来にどう活かしていきたい?
 今回のインターンシップを経験し、以前より翻訳の仕事に就きたいという気持ちを強めました。相原さんから頂いた沢山のアドバイスを参考に夢の実現を目指していきたいと覆います。今後の目標としましては、まず自分の専門分野を決め、その勉強をしていこうと思います。

 今回の経験を活かし、在宅翻訳で生計を立てることを目指したいと思います。しかし、それはあくまで最終の目標であり、一度は就職という形を取るべきだと考えています。英語翻訳科で学んでいることを活かせるよう、何らかの形で英語に触れる業務に絞って、就職活動を進めていきたいと思います。

将来的には在宅翻訳者を目指したい、 という久保田君


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