Ｑ アメリカ留学のきっかけは？
Ａ 高校１年の時にニュージーランドでホームステイをしたのですが、その時にあまりにも英語が話せなくて愕然としました。その時からスムーズに英語でコミュニケーションを取れるようになりたいという思いがあり、進路を選択する時には英語教育に的を絞って大学を見て回りました。でも先生は日本人ばかりでレッスンもピンと来なくて。だったら現地で英語を勉強しよう、プラス、興味のある旅行に関する勉強も同時にしよう、と思い、留学を決めました。
Ｑ ｱﾒﾘｶ留学科を選んだきっかけは？
Ａ 色々な留学準備機関の資料を取り寄せましたが、JCFLは単位をアメリカの大学に移籍できるのが決め手でした。１年で準備ができて、現地の２年に編入できるというところは他には無かったので。あと、提携校が多いのも頼もしかったですね。旅行学1つとっても、学べる大学のチョイスが沢山あって。
Ｑ JCFLで留学の準備をして良かったと思うところは？
Ａ 在学中はもちろん、アメリカに行ってからも励まし合える友達ができたことです。私は同じ大学にJCFLの友達がいたので、最初の頃、授業がわからない時には教えてもらったり、落ち込んだ時には励まし合ったりしました。学校でダンス＆ファッションショーのイベントがあった時には、衣装から振り付けまでみんなで準備してソーラン節を踊りました。他の出演者はヒップホップ系ばかりだったので、日本独特の踊りにとても興味を持ってもらえました。
Ｑ ニューヨークの国際空港でのJALグランドスタッフ経験について教えて
Ａ 大学を卒業した後、OPTというアメリカの企業で１年間働くことができるビザを取得し、JALのグランドスタッフとしてJFK空港で１年間勤務しました。JALといってもオフィスは７割以上が外国人で、職場の指示や打ち合わせ、スタッフとのコミュニケーションは全て英語だったので、慣れるまでは少し大変でしたね。最初はチェックイン業務から覚えて、だんだんと到着のお客様のケアや空港アナウンス、インフォメーションデスクなどの業務も任されるようになりました。
Ｑ アメリカの空港で仕事をしていて、印象的だったことは？
Ａ オフィスの人種はとても多様で、日本語、英語、中国語、スペイン語など色々な国の言葉が飛び交っていたのですが、みんな助け合いながら仕事をしていたこと。日本語しか話せないお客様の対応をした後などに、職場の仲間が「あなたがいてくれて本当に良かった」と言ってくれた時などは、この仲間と仕事ができて良かったな、と感動しましたね。
Ｑ アメリカ留学をして、自分が変わったと思うことは？
Ａ 英語を話すことに対してオープンになったこと。留学してしばらくは“英語を話すのが恥ずかしい”という気持ちがどこかにあったのですが、空港での仕事という、どうしても英語を話さなくてはいけない状況に置かれてみて、ふっ切れた感じがありますし、実際英語の力も凄く伸びたと思います。それと、自分の意見をはっきり言えるようになりましたね。アメリカで遠慮をしていたら負ける！自分で動かなくては誰もやってくれない、ということを留学を通して身をもって感じたので、言うべき時には言えるようになりました。
Ｑ アメリカ留学を考えている人へメッセージ
Ａ 留学を終えた今、日本の大学でただ英語を学んだだけだったら将来の選択肢は今よりも狭まっていただろうなと感じています。英語が話せて当然の時代になっているからこそ、現地で生の英語に触れて勉強することが大切だと思うし、私のようにOPT制度を使って現地の企業で働くチャンスもあるので、就職先の可能性も大きく広がると思います。私は今回、アメリカン航空のグランドスタッフに内定しましたが、旅行業界以外でも海外経験を活かしてできる仕事はまだまだ沢山あります。どの大学を出たか、ということではなく、自分が何をやり遂げたかということが大切だと思うので、留学を夢の架け橋にして、がんばって下さい。
