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今、国際ビジネスの現場で最も注目されている「東南アジア」。中でも「ベトナム」は、今後さらに日本企業との交流が盛んになると言われている国です。

そんなベトナムでのビジネスで必要なのは、ベトナム文化と周辺の東南アジア文化を知ること。人々の生活や価値観など、日本人になじみのないことも多いので、コミュニケーションをスムーズにするには、文化を知ることが重要です。

次に、ベトナムでのビジネスで必要な語学力は、「日常会話レベルのベトナム語」と「ビジネスレベルの英語力」です。

日本外国語「アジア・ヨーロッパ言語科 東南アジア言語+英語専攻」の語学学習カリキュラムは、ベトナムのビジネスの現場に合わせた内容になっており、「ベトナム語」と「英語」をバランス良く学ぶことができます。ベトナム語については、ベトナムの首都ハノイにある名門「国立ハノイ大学」との教育提携により、ベトナム現地で学べる留学や交流のチャンスもあります。


日本外国語には、日本語を学んでいる多くのベトナム人留学生だけでなく、ベトナムの魅力に夢中の先生方がたくさんいます。そこで、これから6回シリーズでベトナム語の表現とともに、ベトナムの魅力についてお伝えしていきます!



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ベトナム語表現を担当することになった日本外国語「日本語科 研究レベル」のタオです。よろしくお願いします!


私は、日本に来る前、ベトナムの日系企業で働いていました。その時、同僚には、「おはよう」にあたる「 (チャオ)」は堅苦しく感じるのであまり使いませんでした。





ベトナム南部の都市ホーチミンは、フランスやアメリカの影響を受け、カジュアルな雰囲気を持つ土地柄ということもあり、スマイルや肩をたたくなどでもコミュニケーションできると思っている人も多いようです。

そうはいっても、学校(先生と学生)や会社(社長と社員)などのフォーマルな場では必要ですし、初めて会う時にも使われるので紹介します。


xinは丁寧語を作る単語で、「〜させていただく」という意味です。
chaoは「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」と1日中使える便利な言葉です。ただ、通常、「」や「」 だけ使うことはありません。後ろに、「あなた」に当たる相手の呼称をつけます。 「あなた」の表現は、相手の性別・年齢・親密度・社会的な立場で変化します。


教室で使うとこんな感じです。


先生:おはよう、みんな(=あなた方)



学生:おはようございます、先生

(女性の先生の場合)



(男性の先生の場合)


ベトナム語には、「6声」といって6種類の声の高低で区別をする発音があります。(ちなみに中国語は4声です。) 「シン チャオ」のチャオは少し下げます。下げるマーク「」がaの上にあります。逆に上げて発音すると「おかゆちょうだい」という意味になってしまいます。


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★在校生コラム★


今がチャンス!ベトナムはこれから5年が成長のピークに。


日本外国語 日本語科 研究レベル(6ヵ月コース): 



日本語をはじめたきっかけ

ベトナムでは、日本といえば、性能の良い電気製品や面白いアニメーションなどが人気で、日本語を始めるきっかけにもなっていると思いますが、私の場合は少し変わっています。実は、大学時代、周りの友達は、基本の「英語」に加えて、「フランス語」「中国語」「韓国語」などの言語を勉強していたのですが、「日本語」を学んでいる人がいなかったんです。それで、「じゃあ私が」ということになり、日本語を勉強し始めました。


ベトナムでの就職に有利な日本語。留学を決意した理由。

日本企業のベトナム進出も盛んだったので、学んだ日本語を活かして日系企業で働くようになりました。日本人の上司と仕事をして痛感したのは、自分の日本語はネイティブ並とは言えないレベルということ。生活の中で体感しながら学ぶのが早いと思い、留学することにしました。
お給料が良い日系企業はベトナム人には人気です。だから、その仕事を辞めて日本に留学するという私に、友人や同僚は信じられないという反応でした。でも、今がチャンスだと思いました。これから5年くらいでベトナム人の生活は大きく変わると思います。成長のピークになると思うんです。その頃に、日本の文化理解とネイティブ並の日本語力があれば、もっと大きなチャンスがつかめると考えました。

日本での学校選びと東京生活、そして将来の夢

学校選びについては、仕事のチャンスなら「大阪」や「名古屋」じゃなくて絶対「東京」にあると考え、東京の学校を探しました。東京には出張で来たことがあり、なじみもあったんです。その中でも、「日本外国語専門学校」は、レベルによってクラスが分かれているのが魅力でした。

アルバイト先では、日本語力を買われて通訳や翻訳の仕事をさせてもらっています。ベトナム人とのやりとりが多くて、即戦力が必要なんだと実感しています。

気分転換には、学校の近くにある新宿に行きます。新宿は、初めての日本出張の時に訪れた思い出の場所でもあります。活気あふれる街並みは東京そのものだと思います。お気に入りのベトナム料理店もみつけたので友達と一緒に食事をして、地上202メートルの都庁ビル展望室から東京を一望して爽快な気分を味わいます。

将来は、美しい日本語を使って貿易や営業の仕事をしたいと考えています。やはり、生活の中で日本語に触れていると、自然な日本語が身につきますし、文化はもちろん人の距離感も理解できます。4月からは、日本外国語の「日本語ビジネス科」で実践的な日本語力を高めていく予定で、自分の力がどこまで伸びるのか楽しみです。


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