あっという間に12月ですね。オーストラリアでは12月1日から公式(?)に夏・・ということになるそうです。そんなことを聞くと「あれ、もうとっくに夏じゃなかったの?」と思うくらい、11月にはすでに気温が上がっていました。
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そんな11月の最後の週の週末、オーストラリアで総選挙がありました。今回野党であるLabour(労働党)が与党の Liberal(自由党)よりも優勢ということでかなりの注目選挙でした。野党のLabourが勝てば11年間変わっていないオーストラリアの首相が変わるからです。
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オーストラリアの選挙で面白いのは投票が国民の義務であること!投票しなかった場合には20〜50ドルの罰金が課されます。日本では政治に関心のない若者などがなかなか投票をせずに投票率が50%を下回ることもありますが、オーストラリアは義務となっている分、国民全員の声が反映されるというのがいいなぁと思います。
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選挙戦はテレビCMバトルがかなり熱かったのが日本と違って面白かったです。比較広告がオープンに行われるオーストラリアでは、相手の悪い点を並べ立てるのもOK。「私たちは、こんなに素晴らしい政党ですよ!」というCMよりも「あちらの政党に投票したらあなたの将来はこんなにも無残なことになりますよ。よく考えてください・・」といったようなシニカルな物が多いので、見ていてハラハラしました。笑
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さてさて、選挙の結果は野党のLabourの圧勝。オーストラリアの首相もジョン・ハワード氏からケビン・ラッド氏に変わりました。オリンピックを挟んで11年間、ずっと同じ首相のもとバブル好景気だったオーストラリアが政権交代でどう変わるか、個人的にはそこが見所だと思います。