英検基礎講座

第10回

英検3級 「英語ならではの【数】にまつわる表現」

 今回はさっそくですが、まず英検3級の2010年第1回試験で実際に出題された問題にトライしてみましょう。

Jenny usually eats only one (      ) of toast for breakfast.
1. pair    2. slice    3. page    4. sheet

さぁ、どれが入るでしょうか。

まず(    )の前後に注目しましょう。"one (     ) of toast" の "toast" がキーワードですね。実はトーストはそのままでは数えられない単語なのです。食いしん坊でトーストは2枚食べる、なんていう場合にも、"two toasts" とは言えないのですね。

そこで、1枚、2枚と数えたいときには、"slice" が登場します。正解は2です。

ちなみに、1の" pair"はもともと「2つからなるものの1組」という意味ですので、"a pair of glasses"(レンズが2つある「メガネ」。2つの場合は "two pairs of glasses" となりますね)、その他 "a pair of shoes"、"a pair of jeans"、"a pair of scissors"(はさみ)などという単語と一緒に使われます。

また、4の "sheet" は「紙」と仲良しの単語。 "paper" は原則数えられない名詞ですので、"a sheet of paper" などという具合に使います。

日本語に比べて、英語は「数」に対して敏感なので、名詞が登場するときには@数えられるのかA数えられないのか 確認が必要です。

さらに、@数えられる名詞の場合でも、単数(→冠詞a/an、theなどが必要)なのか複数(→複数形にする)なのか。A数えない名詞でも、数えたい時に使う今回のような表現の使い分けなど、注意すべきポイントが満載なのです!

でも、これを意識できるようになるだけで、英語の表現力もグンと上がります。
まずは、ぜひ身の回りにあるものから、「英語でどう表現するのかな?数えられるのかな?」など、1つひとつ確認してみてください。2次試験の面接の効果的な対策にもなりますよ!




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今月の英検の先生
総合英語科宮宗先生


学科/総合英語科

略歴/早稲田大学卒業後、英会話スクール講師や企業での社内翻訳・通訳を担当。英検1級、通訳案内士(国家資格)、TOEIC990点満点取得。