本当にやりたいことは? 附属の大学はあったのですが、ジャーナリズムをやろうと思っていたので一般受験を考えていました。でも日本の大学に個性や魅力を感じられなくて。もう一度、自分のやりたい事は何か考えてみました。NHKの合唱団に10年くらい所属していて舞台の魅力を味わっていましたし、映画も大好きで、漠然と分野は芸術かなと思いました。調べるうちに海外大学への思いが強くなりました。環境を変えたい!もっと自立してサバイバルしたいという願望もありましたね。 |
日本の美大とも比較 充実した1年が過ごせそう 留学を思い立ったのが高3の夏。それまで英語は力を入れていませんでしたし、美術は全くやったことがなかったので自分一人で準備するには未知の部分が多すぎると思いました。早速インターネットでこの学校を見つけ、齋藤先生に授業を詳しく説明して頂きました。姉が某美大に通っていたのですが、その授業よりも学術的で充実してそうだと感じました。その日、留学中の卒業生がたまたま来ていて、海外の美大の話が聞けたことも良かったです。 |
美術はゼロからスタート デッサンの基礎も道具の名前も知らない状態でスタートしましたが、与えられた課題をこなす内に自分にできる事・できない事が分かってきました。毎回毎回苦悩して、でも得るものが沢山あります。個別面談が月1回くらいあるので日頃のスケッチを見せて助言をもらったり志望校や分野について相談したり。先生の助言が自分の位置の確認や先に進む支えになりますね。 |
川合さんの 平日は英語の課題やアートのリサーチで図書館に行くことが多いですね。デッサンは自分の部屋で。居間でやっていると、美大出の父が何かと口出してくるのでやめたんです。笑) 金曜のプレゼンテーションが終わるとすごい開放感です。土日は日頃見られない映画を思いっきり見たり、好きな場所を散歩しながらデッサンをしたりしています。有楽町のガード下とかでデッサンをするので、怪しく見られますね。笑) |
身が引き締まる 美術と英語の時間が半々で、美術の授業は大きく分けて、美術史、課題制作、プレゼンテーションの3つです。私が特に好きなのはプレゼンテーションの授業。作品の批評をして下さる中村先生は鋭い方なので身が引き締まりますが、必要な事を的確に指摘し色々な提案をして下さるのでとても面白いです。年齢層や経験もバラバラのクラスメートの発表を聞くのも楽しいです。 |
舞台も映画もファッションも… 合唱団の経験から舞台芸術をやってみたいと思ったり、映画の勉強をしてみたいと思ったり…と興味があり過ぎて絞るのが大変だったのですが、最近アニメーションに惹かれています。やっていて楽しいし、表現したいという気持ちが湧いてくるんです。先生が面談と適性を見ながら課題を与えて下さって、それに取り組んでいく内にやりたい事が明確になっていく気がします。 |
芸術留学を考えている人へのメッセージ 私自身不安な事はありますが、JCFLの授業や先生・先輩方に支えられているし、あとは自分さえ頑張れば進むべき道に進めると思っています。少しでも気になるなら、まずは言葉にするだけでもいいし、説明会に足を運んでみるだけでも、少し変わってくると思います。 JCFLは一般の美大予備校と違って、自分自身について深く考える課題や機会が多いです。その作業によってやるべき事が見えてくるし、直接関連していなくても考えて出た答えは必ず自分のためになると思います。そんな時間を過ごせるコースです。 |
学科:海外芸術大学留学科 東京・成城学園高校出身 趣味★映画を見る、街歩き&デッサン |
作品を見せながら留学中の先輩が海外大学の話をしてくれます
|