Q キャビンアテンダントを目指すようになったきっかけを教えて下さい
A 生まれが伊豆で、飛行機を見たことはなかったのですが、父が「キャビンアテンダントになったらいいよ」といつも言っていたので、どんな仕事かも知らずに目標にしてたんですよ。初めて飛行機に乗ったのは、高校の修学旅行で北京に行った時です。友達はみんな楽しそうなのに、私は窓の外も見られないくらい怖くて固まってしまって。その時に、キャビンアテンダントの方が「今○○の上を飛んでいるのよ」などと話しかけて下さって、とても安心できたんです。サービス要員としてのキャビンアテンダントと保安員としてのキャビンアテンダントの両面をその方に見ることができ、本気でなりたいと思うようになりました。
Q キャビンアテンダントになるために当校のキャビンアテンダント・エアライン科を選んだ理由を教えて下さい
A 家が遠くて見学には行かなかったので、確かインターネットで見つけたんだと思います。見た瞬間に直感で‘ここにしよう’と思いました。直感派なので入学を決めたコレという理由は無いのですが、キャビンアテンダントになるためにはそれぞれの航空会社の基準をクリアできる英語力がないとだめだと思っていたので、英語を伸ばさなきゃという意識はありましたね。
Q 課題の英語力はどの位つきましたか?
A 1年ちょっとでTOEICは200点くらいアップしました。まずは単語オタクになろうと思って、空き時間があると単語帳を開くようにしました。やはりやればやるだけ知っている単語が増えてきて、どんどん楽しくなってきましたね。TOEIC対策の授業で毎週単語の小テストがあったことも良かったです。「絶対満点取るぞ!」と意気込んで臨みました。よく分からないながらも英語で小説を読んだり、通学時にリスニングをしたり、かなり頑張ったと思います!
Q 就職活動を振り返って、どんな点でキャビンアテンダント・エアライン科の環境は自分にとってプラスでしたか?
A 私はキャビンアテンダント1本で就職活動を続けてきたのですが、他の業界や職種を受けた友達から次々と内定の報告を受けて、‘自分も他の仕事の採用試験を受けた方がいいかな’と弱気になった時期がありました。その時にクラスの友人が「夢は絶対に逃げないよ。逃げるとしたら自分。諦めないで立ち向かえば絶対に叶うよ。」と言ってくれて、その言葉を励みに頑張ってきました。先生方もすごく親身になってサポートして下さって、私は何度職員室で泣いたか分かりません!(笑)エアライン科での2年間を通して、良い意味で180度変われたなと思います。前はただ楽観的だったのが、冷静に事実を受け止められるようになりましたし、強くなれたと思います。
Q どんなキャビンアテンダントになりたいですか?今後の目標を教えて下さい
A 今学校で茶道や華道の授業を受けているので、サービスを通して日本文化や日本の接客の良さを多くの人に伝えていけるキャビンアテンダントになりたいと思っています。訓練は全て英語で行われると聞いているので、それまでに英語をもっと伸ばすことと、中国語を少しでも覚えることが目標です。一番の夢は、これまで応援してくれた両親に自分が乗務する飛行機に乗ってもらうことですね。
Q キャビンアテンダントに憧れている人へ
A まさか自分がキャビンアテンダントになれると思っていませんでした。だから、今‘自分がなれる訳がない’と思っている人は、人生何が起きるか分からないので、今ここで諦めないでほしいです。私の周りでも、キャビンアテンダントに内定した人はみんな努力していた人なので、努力しただけ必ず夢に近づくと思います。みなさんも頑張って下さい。応援しています!