中国の文化と歴史に触れる！中国短期留学体験

アジア・ヨーロッパ言語科　中国語+英語専攻 長野・飯田女子高校出身

「アジア・ヨーロッパ言語科」では毎年２〜３週間の短期留学を実施し、現地の大学等で語学を学んだり、実際にその言語使って現地の人々と交流したり、文化に触れたりする留学プログラムを実施しています。

今回は、お母さんに勧められて中国語を勉強し始めたという福島さんの中国留学の様子をご紹介します！
中国の魅力満載☆

Q.中国語を勉強しようと思ったきっかけは？

最初はフランスやイタリアに興味があったのですが、「中国はこれから伸びてくるよ」と母親に言われているうちに、だんだんその気になりました(笑)。中国語は、JCFLに入って一から始めましたが、時制や文法が簡潔で、つづりから意味が分かるものが多いので、抵抗感なく勉強できましたね。発音は少し難しいですけど。

Q.どうしてJCFLを選んだの？

「語学をやるなら本場で」と考えていたので、中国への短期留学制度があるということを聞き、入学を決めました。

Q.中国短期留学は、どんなプログラムだったの？

午前中は、北京師範大学の留学生クラスで会話や文法の授業を受け、午後はフリータイムになっていました。買い物や観光にも行けますし、希望する人は選択授業で太極拳クラスに参加したり、補習を受けたりすることもできました。

Q.福島さんはどんな風にフリータイムを過ごしたの？

天安門広場や紫禁城、万里の長城など、教科書やテレビで見て憧れていた所を見学したり、服や中国の茶器セットなどかわいいものが安く買えるので、買い物ざんまいでした。

天安門広場へ行った時は、みんなテンションが上がってしまって、ガイドさんの説明が終わる前に駆け出して写真を撮ったりしてしまいました(笑)。紫禁城は、門をくぐってもくぐってもまた次の門が出て来て、本当に「壮大」という言葉がぴったりなんですよ。何世紀も前にタイムスリップしたような気がしました。

Q.行く前に抱いていたイメージとのギャップはあった？

優しい人が多かったです。乗るバスに迷っていたりすると、すぐに誰かが声をかけて助けてくれました。少しビックリしたのは、交通規則がめちゃくちゃなことで、赤でも歩行者は道路を渡るし、逆に青でもいつ車が来るか分からないような状況でした（笑）。でも日にちが経つと、私たちも中国の人たちの後について道路を渡れるようになっていましたね。

JCFLで学んで、短期留学に役立ったことは？

「値切り交渉術」です！(笑)　ワンフーチンという渋谷のような買い物街があるのですが、中国は値切って買い物をするのが普通で、観光客には特に高い値段を言ってくるので、会話の授業で習った言い回しや交渉テクニックを使って、私も値切りまくりました！あとは気候や防犯知識など、事前にネイティブの先生から教わっていたので危険な目に遭わずに現地での生活を楽しめました。

語学学校では、私たちは他の大学生よりもテキストを読むスピードが早かったし、発音も良くできていましたね。週に７時間、少人数で授業を受けてきたのが良かったのかなと思います。

中国短期留学で学んだこと＆今後の目標は？

精神的に強くなれましたね。間違えても良いから、どんどん話しかけてコミュニケーションを取ろうと考えるようになりました。中国の人と話が通じると楽しかったし、今までやってきた事が活かせているということが自信にもなりました。

この短期留学中に体調を崩して現地ガイドの方に病院へ連れて行っていただいたことがあって、その時日本語で話しかけてくださったことで本当に安心できたんです。なので、自分も日本にいる中国人の方をサポートできる仕事に就けたらいいなと考えています。まずは、中国語３級合格を目指して勉強して、もっと中国語のレベルを上げていきたいです。

中国語に興味のある人へのメッセージ
短期でも留学を経験すると、今までのイメージとは違うその国を知ることができるので、短期留学は絶対におススメです。中国語はこれからどんどん使われるようになる言語ですが、JCFLなら、中国も英語も両方できるのでおトクだと思いますよ。