日本から観光に来るという人がいると、いつも言うのが「土日をはさんで来た方がいいですよ」ということ。月〜金で帰ってしまうなんて、オーストラリアの醍醐味を逃すような物!
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その醍醐味とは「マーケット」!オーストラリアでは大きな都市でも小さな都市でも、土日になるとどこかしらでマーケットを開いています。手作りの雑貨や洋服、お土産物のほか、屋台のようなものもあります。
シドニーにもいくつかマーケットがあって、土日オープンのもの、土曜日のみオープンのものなどがあります。またマーケットによって特色も。
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たとえば、アーティストが多く住むパディントンのマーケットでは、アーティストの卵たちの作品が多くならびます。洋服、アクセサリー、雑貨などなど。マーケットで評判になって、店を構える人もいます。まだまだ有名になる前の彼らの作品は、値段的にもあまり高くない!1つ1つ手作りの1点ものなんかが、安く買えます。
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ロックスのマーケットは観光客が多く集まるエリアということもあって、ちょっと高級なものも並びます。地元の人では利用しないという人もいますが、見ているだけでも楽しいので、私はたまにのぞきに行きます。また、お店の数が圧倒的に多いので友達のプレゼントを探したり、お土産を買いに行くにはもってこいの場所です。
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ヒッピーやアーティストの多いグリーブのマーケットもまた面白いです。こちらはパリの蚤の市さながら、古着やら古本、使い古しの雑貨なども並びます。アンティークっぽい掘り出しものを見つけたり、ちょっとレトロなものを見つけたりするのも楽しいです。
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グリーブマーケットやパディントンマーケットなどで、たまに日本人の出店者の方を見かけることがあります。手作りのビーズのアクセサリーを並べたり、ネイルケアのサービスを行ったり。小さなスペースから自分の可能性を試す。いきなりお店をもつのは簡単ではないけれど、マーケットからなら、何か始められそうですよね!
最近、アメリカやイギリスに比べて費用面も安いことから、オーストラリアへの芸術留学が注目されつつあるとか。オーストラリアでアートってどうなの?と思う方がいるかもしれませんが、オーストラリアで活躍する日本人について紹介したトピックでも触れたように、これから面白い分野じゃないかな、と密かに思っています。クリエイティビティーに火をつけられた方がいたら、まずはオーストラリアのアートシーンがどんなものか、マーケットをのぞきに来てみて下さい。留学して学生をしながら、土日にはマーケットで店を持つ・・なんていうのも、夢じゃないと思いますよ!