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留学先の韓国で通訳インターンシップ




漢陽大学芸術学部演劇映画学科4年
アジア・ヨーロッパ言語科
英語+韓国語語専攻卒業

千葉県立船橋古和釜高校出身

JCFLを卒業後、韓国の漢陽大学に留学し、現在演劇を学んでいる尾関君が 漢陽大学で行われたJCFLの取材をきっかけに、大学の国際部の方から推薦されて、2つのインターンシップのチャンスを得ました!1つ目は漢陽大学で実施されたフォーラムでの通訳。早稲田大学の文学学術院長、大日方教授の通訳をしました。もう一つはソウル市庁で管理している傘下機関でのインターンシップ。こちらは現地新聞でも取り上げられました。



韓国でのインターンシップ☆尾関さんよりインターンシップ報告


インターンは早くも3分の1程度を消化しました。業務としてはソウル市庁で管理している各傘下機関に留学生たちを配置し勤務をするというものです。僕は、ソウル大公園というソウルランドという遊園地や動物園、現代美術館などがある大きな公園内の動物園運営科がある事務室で勤務をしております。主な仕事しては動物園内の看板がハングルだけで表示されているのでそれの日本語翻訳や動物園の広告の日本語翻訳などです。中国人と在米韓国人の学生と一緒に勤務しています。そして先日、「東亜日報」という韓国ではかなり有名な新聞のインタビューを受け記事がその新聞に載ったのでお送りします。

"ワンダフルコリア・・・韓国に住みたい”  (尾関さん訳)

ソウル市“グローバルインターン”外国人留学生に人気

○厳寒の中でも現場に足を運ぶ情熱
来月8日までソウル大公園で勤務する彼らの主な業務は、公園内の看板などの案内文を自分たちの母国語に翻訳すること。勤務を始めて4日目の今日、韓国史上最大の大雪がいまだにあちこちに残り、身も凍るような寒さにもかかわらず、彼らは気にもかけず動物園内の至る所にある看板の調べに余念がない。
尾関さんは「ソウル大公園に来てみたら、看板などに英語以外の外国語表記が全くなかった」と言い、続けて「日本や中国からの観光客たちに好感を与え、また韓国を訪問してもらうためにはそれぞれの案内板に基本的な日本語、中国語は必ず必要だと思う」と言う。 間違った外国語の案内文をすぐさま見つけることも彼らの業務だ。
彼ら外国人インターンの学生たちは「済州(チェジュ)島などの有名な観光地でも誤字脱字や文法が間違った案内板などが多く見受けられた」と、口を揃えた。正確な言語や文法、各国の文化に対する知識などがないと間違うケースが多いため、その国の言葉を母国語として使う人に予め確認を取るなどすれば、自然と間違いなどは少なくしていけるのではないかというのが彼らの共通した意見である。

○韓国に関心多く、競争も熾烈
ソウル大公園で勤務する3人を含め、今回のインターンシッププログラムに参加しソウル市の各参加機関に勤務している外国人は全部で36名。そのほとんどがソウル市内の大学に留学中の学生たちである。「全員が外国人であるが、韓国文化に関心が高く、韓国語能力も優秀」というのがソウル市の説明だ。 インターンシップに参加している留学生たちは、300名以上の外国人がいる学校から推薦された後、韓国語での電話インタビューを受けた。2つ目の関門である電話インタビューの競争率だけで2倍。特にインターンシップ参加者の中には韓国で就職したいという学生が多いため、韓国を代表する行政機関であるソウル市でのインターンシップを、さらに選考していくというのがソウル市の説明だ。韓国でのインターンシップ

ソウル市もインターン業務以外にタルチュム(韓国風仮面劇)、チマチョゴリを着るなどの伝統文化を体験するプログラムを提供するなど外国人インターン学生たちへ関心を注いでいる。ソウル市のキム・ジンマン国際協力担当官は「インターンシッププログラムに参加した留学生たちが母国に帰り、ソウル市の民間広報大使の役目を果たし満足度を高めるために様々な案を考えている」とのこと。また、「インターン期間が終わった後もインターネットカフェなどで継続的に管理する予定だ」と話した。

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