アニョハセヨ〜！アジア・ヨーロッパ言語科 英語＋韓国語専攻を３月に卒業しました、清水です。 「韓国大好き！」「ちょっと韓国語を覚えてみたい」という人のために、韓国短期留学でのエピソードや現地のお役立ち情報を交えながら、「使える★簡単★韓国語」をご紹介したいと思います。
Vol.５ 韓国の人と「ウリ」になろう！
韓国の人はよく「情に厚い」と言われますよね。最近は身近な場所で韓国の人と知り合う機会も多いと思います。今回は「仲良くなりたいけど、どうしたら良いか分からない」という人のために、韓国の人と仲良くなるコツを伝授します！
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◆韓国人の年上スイッチ
まず、韓国の人が人間関係で重視するのは、年齢です。相手の年が１歳でも上なら敬語を使わなくてはいけないし、この上下関係は職場もプライベートも絶対なんです。ですから、日本ではまずありえませんが、韓国では初対面の相手に必ず年齢を聞きます。お互いのポジションを決める上で重要なんですね。
「何歳ですか？」
相手が自分より年下だと分かると、「自分がしっかりしなくちゃ」「相手の面倒を見てあげなくちゃ」という「年上スイッチ」が入ります(笑)。年上の人と出かけると、食事や映画など、おごってくれることが多いですね。
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◆ウリになったら遠慮はなし！
韓国の人間関係のもう１つの特徴は、仲間意識が強いということ。「私たちの、うちの」という意味の「ウリ（
）」の一員、つまり身内と認められると、とても大切にしてくれます。
では、どうやってウリになるかというと…ある程度関係が近くなってきたら、相手が年上の女性であれば自分から「お姉さんと呼んでいいですか？」と言ってみるのがおススメ！一般的に、韓国の人は年下から「お兄さん」「お姉さん」と呼ばれるのを喜んでくれるので、信頼関係ができていればOKしてくれるハズ。OKがもらえれば、あなたもウリの一員です♪
「お姉さんって呼んでいいですか？」 （女性が年上の女性に聞く場合）
ちなみに、男性が年上の女性を「お姉さん」と呼ぶ場合は、「オンニ」ではなく「ヌナ」を使います。もう一つ気をつけたいのは、女性が年上の男性を「お兄さん（オッパ）」と呼ぶ場合。韓国ではボーイフレンドを「オッパ」と呼ぶことが多いので、相手の男性と信頼関係がしっかりできていないうちに「オッパ」を使うと、ちょっと軽い女性と思われてしまうかも。
一度ウリになると、日本人の私たちにとってはお節介と感じるくらい、マメに連絡し合い、世話を焼いてくれます。「プライベートだから」と気兼ねせずガツガツ立ち入ってくれる温かさが、韓国の人たちの魅力だと思います。
例えば、日本では友達の家に遊びに行く時でも事前に連絡をして行くのが一般的だと思うのですが、韓国では突然行ってもOK！おうちの人もご飯を作ってくれたりして歓迎してくれます。
「たくさん食べなさい」＝「マニ モゴ（
）」と、どんどん勧めてくれますので、遠慮せずいただきましょう！ここで遠慮をすると、逆に心配されてしまいますよ。
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◆第２外国語と就職
最後に…「第２外国語を勉強して、就職できるのかな？」と心配する人もいるかと思いますが、安心してください。私は外資系ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」から内定をいただきました♪「韓国語も使える」ということが採用のポイントの１つだったと思います。
韓国や韓国企業で働きたいと考えている人は、語学だけでなく、韓国の人の価値観や文化などを理解していることも大切！その点、JCFLのアジア・ヨーロッパ言語科の韓国語+英語専攻は、韓国人の先生が文法や会話を教えてくださるので、授業を通じて韓国の人の考え方や日常表現を触れることができるんです。また、異文化交流サークルや英会話のクラスで韓国人の友達もできるので、日本にいながら韓国気分を満喫したいという人にはおススメです！
