ずっと雨が続いていたシドニーもようやくお天気になったので、カメラを片手にRozelle & Balmainというサバーブ(エリア)に行ってきました。ここは私がシドニーの大学に通っていた時に、一番最初にホームステイしたお宅があったエリア。かれこれ6年ぶりです。この辺りは普通に人々が暮らす地域なので観光とはちょっと違う、普段着のオーストラリアを垣間見ることができます。
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まずRozelle(ロゼル)。このエリアはアンザックブリッジという大きな橋を超えればすぐシティーなので、シティーの大学に通っていた私にはとっても便利なエリアでした。しかし、商店街は何だかさびれていて、大手のスーパーもなく小さな地元のスーパーだけなのでイマイチ??という感じだったのですが、ここ何年かで地価が爆発的に上がったシドニー。さすがにこんな便利なエリアが安いままのはずはなく、ちょっとしたお金持ちが利用するようなオーガニック系の高級グロッサー(食料品店)やカフェなんかが出来ていました。驚き!それでも同じ商店街に前からずっとある古いお店なんかも残っていて、そのアンバランスさが面白かったです。
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Rozelleが当時、あまりにしけていたので、よく隣りの高級住宅街Balmain(バルメイン)に歩いて散策に行ったのですが、今回はそちらの方にも足を延ばしてみました。本当に何もなかったRozelleがちょっとオシャレになっていたくらいですから、もとから少しオシャレだったこのエリアはグンとレベルアップしていました。全体的に「オーストラリアも昔に比べるとおしゃれになったなぁ・・」とずっと思っていましたけど、このエリアに関しては私の中で時が6年前で完全に止まっていたこともあり、その変化というか成長っぷりが「何となく」ではなく顕著に分かって、ただただ驚きました。
オシャレなカフェ。雑貨屋、洋服屋、デリ、花屋。。
高校生で初めてオーストラリアに来た時(かれこれ10年以上前!)、「すごく好きな国だけど、このダサさはやってられないな。。」と思ったものですが、この5年、10年で本当に見違えるよう!5年前には、洋服は日本に里帰りした時に!とか雑貨類は絶対日本!と思っていたのに、今では日本に行くとあまりに物があふれてしまっていて「オーストラリアの方が本当に気に入った物が手に入る」と思っています。
もし皆さんの中にちょっとでも「ダサイオーストラリア」のイメージがあるとしたら、それはもう過去のものですよ!!
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バルメインは島のようにハーバーに突き出した感じになっているエリアなので、北・西・東と三方水辺に囲まれています。そして坂が多くアップダウンがあるので、ちょっとした時に右側の小道から、左側の小道から水辺がみえたりして、とても気持ちが良いです。
シドニーもだいぶこの6年で変わったんだなぁと実感しながら歩いたのですが、全く昔と変わらない景色もちゃんと残っています。
バルメインのWharf(フェリー乗り場)についたときはすでに夕暮れ時。フェリーで仕事や、お買い物や、学校に出かけていた地元の人たちが戻ってくる様子・・。すごくシドニーらしい風景だと思います。
中のお店は変わっても風景はそのまま |
Wharfにフェリーが。フェリーはシドニーっ子の足 |
バルメインから見たシティー |