日本外国語専門学校 海外芸術大学留学科 芸術留学プログラム

海外芸術大学留学コースの最初の授業は、これから１年間をかけて本格的に行うポートフォリオ学習の全体をイメージすることが目的です。ポートフォリオ学習の特徴は、ただ絵を描いたり物を作ったりすることではありません。身の回りをリサーチすることからはじめて、興味の対象を見つけ出し、ディスカッションをして、アイデアを発展させる、プロセス全体が重要視されます。まずは、スケッチブックを使って、ドローイングやマークメイキング、ビジュアル・リサーチを体験します。このスケッチブック学習が、海外の美術大学の審査でとても重要な要素になります。
 
プレゼンテーションも大切な学習です。自分が気づいたことや考えた事を、正直に正確に言葉で発表することは、はじめのうちは難しいことです。しかし、一緒に作業したクラスで自然な雰囲気の中自分の考えをみんなと共有することで、次につながる新しい気づきと発見、そして楽しさも味わうことができます。各課題のプレゼンテーションをまずは日本語で行い、次に、ネイティブの先生（現役のアーティストです）に見てもらいながら、英語でプレゼンテーションを行います。