2009年の幕開け
皆さんこんにちは。三週間ほどのクリスマス休暇も吹雪のように過ぎ去り、授業が再開しました。それにしてもロンドンのニューイヤーカウントダウンはすごかったです。今までは元旦のニュースでしか外国の年越しを見たことがなかったので、この目で見ることができてよかったです。ただし、実際に現場で見たのではなく、年越しそばをすすりながらインターネットのライブ中継を通して感動していたのです・・・。
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休暇中の寮は
クリスマス休暇の間、多くの学生は自分の国に帰ってしまいます(イギリス人の学生も自宅に)。にぎやかだったキャンパス内も年が暮れるにつれて淋しくなっていきました・・・。僕はこの期間、日本から来たゲストと一緒に世界遺産のストーンヘンジや、コッツウォルズ地方、それからお風呂(Bath)の語源になった街バースを訪れたりと、楽しいひと時を送りました。まずストーンヘンジについてですが、某テレビ番組、「世界○○○発見」で拝見してから憧れていた場所です。車道の真横にあったので本当にここなのか?と驚きましたが、本物のストーンヘンジに行ってきました。周りに柵がしてあって石には近づけませんでしたが、非常に神秘的なところでした。
続いてバースですが、こちらも素敵な街でした。日本でいう温泉街みたいな所だと思っていたので「浴衣持ってくればよかった」などと話していましたが、入浴している人はだれ一人いませんでした。たしかに、浴場からは美しい湯気に加えて少なからず硫黄の香りもしていましたが、そこは重要文化財です。甘くはありませんでした。
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新たな難問
十二月はすべての教科において論文を書く作業がありましたが、この一月はプレゼンテーションが待っていました。JCFL時代にも各教科でのプレゼンテーションをやったことがあったので、今回も楽勝!!と気楽に考えていましたが、甘いものではありませんでした。論文においてもそうでしたが、欧米の高等教育では著作権(copy rights)が大変大切に扱われていて、本から文章を引用した時には本の名前、作者名、発行会社名、発行年月日、さらに発行会社の所在地まで記入しなければなりません。インターネットのウェブページを参考にした場合は、上記した内容に加えて閲覧した日付をも記入することが義務付けられています。なれるまでに時間がかかり、またもや苦戦してしまいました。おまけに本番では質問攻めにあってしまい・・・。
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ものすごく寒い?こともない
僕が住んでいるEGHAMというロンドン郊外の町は、イギリスでも南に位置するため皆さんが思うほど寒いところではありません。おそらく日本の北海道や東北地方のほうがよほど寒いかと思います。雪も降るには降るのですが、イギリス特有の「きまぐれ天気」によってすぐに止んでしまいます。一週間ほど前からですが、日照時間も少しずつ長くなってきました。夕方の五時になってもそんなに暗くはありません。クリスマスの頃であれば、夕方の四時前にはもう暗闇につつまれていたはずです。春が近づいてきました。
というわけで、今月のレポートもここでおしまいです。新学期からJCFLに入学をされる方も、そうでない方も残りわずかな今の生活を楽しんでお過ごしください。中には、僕のレポートがきっかけで英国留学科の新入生になる方がいるかも!?しれませんね。そうであれば素敵なことです。ではお元気で!!
速報!!”そんなに寒くない町に・・・”
2月1日の夜から2日の朝にかけて大雪が降りました。こんなに積った雪を見たのは、何年も前に行ったスキー場以来です。雪を見るとわくわくするのは万国共通のようで、中東のバーレーンから来た女の子たちは「初めて見たっ」とはしゃいでいました。


プレゼンテーションの様子(解説中)

コッツウォルズで食べたスコーン&紅茶

神秘的な世界遺産 ストーンヘンジ

ローマン・バース


大学周辺で発見