イギリスでの留学生活が始まってはや一カ月・・・。こちらでの生活も身についてきました。おっと申し遅れましたが、今回より留学特派員の仲間入りをしました山田隼資と申します。隼資は何て読むかって??答えはまたの機会に。このコラムを通して、皆さんにリアルなイギリスの姿を伝えていけたらと思っています。
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大学の所在地
イギリスの玄関口、ヒースロー国際空港から車で30分もかからないところに、ロイヤルホロウェイ校はあります。周りを森に囲まれ、大変静かなところです。が、ときどき飛行機が爆音とともに空を横切ります。そんな緑の中に、どこか中世のお城を思わせるほど立派な建物があります。その建物こそメインビルディング(本校舎)です。ここでは世界中から集まってきた多くの学生が勉強しています。その中の一人が僕です。
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仲間でありライバル
いま在籍している「ファウンデーションプログラム」とは、大学の基礎課程を学ぶところです。総合的な英語能力のレベルアップ、加えて大学での学習方法などを身につけます。「ファウンデーションプログラム」には各国から学生が集まってきますが、とりわけ東アジアの中国、台湾、韓国からの留学生が多くを占めています。彼らの学習意欲は本当に素晴らしいです。ちょっと気になることがあると「どうして?」と徹底的に質問してきます。一方日本代表の僕は・・・。
さて、ここからは「チング(韓国語で友達)」についてお話したいと思います。楽しくもあり厳しいキャンパスライフを韓国人のチングと共に過ごしています。みんなものすごく活発で自国を愛しています。それから日本の文化に強い興味を持っているみたいで、最近はやったドラマやマンガ、人気の男性アイドルまで幅広く知っています。いつでも気軽に話しかけてくれるし(ときには日本語で)、難しい単語の発音も教えてくれます。すてきな友達に巡り合えて幸せに思います。
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ボロい車
このごろ、原油高や環境への悪影響から自動車は敬遠されがちです。とはいっても、日本の花形産業である自動車は世界中の街で駆け回っています。ロンドンも例外ではありません。近年ではロンドン市内への自動車乗り入れ制限(混雑税をとられることも)が敷かれていますが、乗り物好きな国民性ゆえに様々な車を見ることができます。環境技術の高い日本車はもちろん、欧州各国のスポーツカー、さらにはイギリス生まれの超高級車まで。そんな屋外クルマ博物館のロンドンでもひときわ目を引くのがおんぼろ、いえクラシックカーです。こちらの人々が物を大事にしているのか、単にケチなのかは分かりませんが本当にクルマが大好きなのですね。イギリスには自動車に対して厳しい規則がないので、キットカーと呼ばれる手作りのクルマを走らせている人もいます。
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週末
多くの学生は週末になると、電車で一時間程のロンドンまで出かけます。市内観光をしたり、母国をなつかしんだり。オックスフォードストリート(ロンドンの繁華街)には日本食品を集めたお店や日本のマンガだけを売っているお店もあり、地球の裏側にいることを忘れてしまいそうです。授業の始まる月曜日まで思い思いの時を過ごします。さて、時計の針も24時を回りましたので僕の週末もそろそろ終わりそうです。というわけで1回目のレポートはここでおしまい。いかがでしたか?
10月下旬にはちょっとした休みがあるので、小旅行を計画しています。次回はそのお土産話をしたいと思います。お楽しみに!!
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韓国の「チング」とキムチラーメンパーティーをした時の一枚(右が僕です) | キッチンに来てみると・・・すごいことになっていました |






