日本外国語専門学校 海外芸術大学留学コース 芸術留学プログラム

海外芸術留学コース卒業生
レポーターProfile
イギリス留学中
慶應義塾大学出身
海外芸術大学留学コース2008年卒
ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ・デザイン専攻




Dysonのハンドドライヤーのプロジェクト

ロンドンでのインターンが終了。

6月頭から続けていたインターンがとりあえず、7月末で一段落しました。僕は主に、前回のレポートで紹介した精神疾患を抱える人のためのラジオ(Buddy)のデザインを担当していましたが、このラジオのプロトタイプ制作の他にも、Buddyのコンセプトムービーを作らせてもらいました。




クライアントとのミーティング
また、7月に入ってからはAdidasが主催する、RFID(SuicaやPasmoなどに利用されている技術)を取り込んだ、インタラクティブなエクササイズのアイデア出しもBuddyと並行して受け持ちました。

また、僕以外にもう一人、新しくインターンの方が入ってきたのですが、彼女はGlasgowの大学で、Physical Interactionという分野の教師をしていた人物だったので、彼女と仕事をするのはいろいろと学ぶことが多く、大変勉強にになりました。



ラジオのプロトタイプ


残念ながら飛行機の都合で、Buddyの完成を見ること無くスタジオを去ることになってしまったのですが、完成したら写真を送って貰える様なので、とても楽しみにしています。









 

nendoの同僚のイタリア人

日本でのインターンが開始

日本に帰ってきた翌日から早速、nendoというデザインスタジオでインターンを始めました。ここのスタジオは、ガムのパッケージデザインから、イタリアの名門ブランドのための家具デザインまで幅広い活動をしています。中心的なデザイナーの方が建築出身なので、インターン生も建築やインテリアをやっている方が多く、自分とは違う分野の方々の話を聞くのはとても刺激的です。

また、nendoは国際的にも有名なスタジオなので、日本人だけでなく、フランス、韓国、中国、イタリアといった国からインターンに来ている方もいます。日本語、英語、フランス語、イタリア語が飛び交うスタジオにいると、思わずここが日本であることを忘れそうになります(笑)。


現在はロンドンで開催するエキシビションの、空間演出で使用する仕切り?のようなものを手作業で大量に作っています。作業をしつつ、スタッフの方々の仕事ぶりを見ていると、なんとなくですが、日本のデザインスタジオの雰囲気をつかめたような気がします。

この夏休みはとにかく忙しく動き回り、あまり休暇といった感じはないのですが、ロンドンと東京というという二大都市でそれぞれインターンができたという貴重な経験は大きいので、満足しています。 では今回はこの辺で。



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