Ｑ バンダイロジパルはどういう仕事をする会社なのですか？
Ａ バンダイロジパルは、バンダイナムコグループの唯一の物流会社です。商品の大半を中国で生産しているので、その商品を日本に運ぶまでの仕事全般を請け負っています。輸送手段の手配や税関の手続き、関連部署との調整など。いかに安いコストで早く運べるかということを考えるのも仕事です。
Ｑ どうして物流の仕事に就きたいと思ったのですか？
Ａ 『貿易実務』の授業で物流の仕事のビデオを見て、「あ、これだ！」と思ったんです。いかに安く手配をして早く運ぶかということを考えるところも面白そうだし、海外輸送であれば書類は全て英語だから英語が使える。それに海外とつながっている仕事だからグローバルな視野を持てると思いました。
Ｑ 英語系の専門学校を卒業後、当校の国際ビジネス科 に入学した理由を教えて下さい
Ａ 当時の自分では物足りなかったんです。もっと英語に力をつけて、自信を持って就職活動をしたかった。最初は大学編入を考えていたのですが、カリキュラムを見てみると研究が主体で、在校生に話を聞いてみても「会話力はつかない」という返事だったので、これは違うかなと。それなら2年間みっちりやってくれる専門学校に行こうと思い、見つけたのがJCFLでした。カリキュラムにはやりたい事が詰まっていたし、何より江原先生がとても熱心な方だったので「ここならやれるかな」と思いました。あまり自分から積極的に行くタイプではないので、担任制というところにすごく惹かれましたね。
Ｑ 入学後、英語力はどういった点で伸びましたか？
Ａ 安部先生のTOEIC対策がすごく分かりやすくて、授業を聞いているだけで単語が覚えやすくなるんですよ。理解できると頑張ろうという気になるので、結果的にTOEICの点も入学してから240点伸びました。リスニング力の違いは海外のドラマとか映画を見ている時に感じます。前は早くて分からなかったのが、字幕を見なくても何となく分かったりするので、伸びているんだなと思います。
Ｑ ビジネス科で学んだことや身についたことで、就職活動に役立ったことは何ですか？
Ａ ビジネスマナーです。お辞儀の仕方など、こういった動作は本で読んだだけでは身につかないことなのですごく役立ちました。秘書検定などの資格もビジネスマナーの授業で習ったことがそのまま出るので、授業をきちんと聞いておけば取りやすいと思います。資格はその他、英検、観光英検、ワープロ･エクセル検定、情報処理活用能力検定など、履歴書の資格欄が埋まるだけ取れました。
その他、企業の方にアピールできたのが、学生が主体となって実施した飲料水キャンペーンです。これは、メーカーとの交渉や企画書作りなど本格的で、他の学校ではやっていないことなので、面接の際どの企業の方も興味を持って聞いて下さいました。私はこのキャンペーンでリーダーのような役割をしたのですが、バンダイロジパルの求める人材の1項目に‘リーダーシップのある人’が挙げられていたので、この点も良かったのかなと思います。
Ｑ どんな社会人になりたいですか？
Ａ 内定者の懇親会で、人よりもいつも沢山仕事が回ってきて、職場はもちろん取引先の人にも信頼の厚い海外事業部の先輩とお会いしたのですが、自分もそんな風に沢山仕事が回ってきて、みんなから頼られる人になりたいです。入社前に通関士という国家資格を取ることが今の一番の目標です。
Ｑ 貿易や物流の仕事、国際ビジネス科 に興味がある人へ
Ａ 貿易の仕事で使われる書類は英語ですし、英語を使う機会は沢山あるので、英語力が強みになる仕事だと思います！ビジネス科では、英語はもちろん、コンピュータやビジネスの基本的な知識が学べるし、飲料水キャンペーンのようにビジネスを実体験できて、社会に出るための準備ができる学科だと思います。大人数の教室だと分からないことがあっても聞きにくいと思うのですが、ビジネス科の授業は少人数なので気になることがあれば、先生が机まで来て教えて下さったりします。担任の江原先生はすごく熱心で、すぐに時間を取って相談に乗って下さるし、就職活動中は全員と週に1度は必ずメールのやりとりをして下さいました。常につながっているような感じがして、心強いです。JCFLは他学科の先生でも、親身になって下さるところがいいと思います。
