Ｑ 立命館大学合格の感想を一言！
Ａ 小論文の出題形式が今年から変わってしまい時間ギリギリで書いたので、もう8：2くらいの割合でダメだと思っていたんですよ。結果は最初にインターネットで見たのですが、自分の番号を見つけてビックリ。とりあえず写メに撮って、PCと携帯の画面を何度も見比べて、それから母を呼んでさらに確認してもらいました。笑 それでも半信半疑で、翌日届いた合格通知を見てやっと安心できました。
Ｑ 日本外国語専門学校(JCFL)を選んだ理由を教えてください
Ａ 留学か日本の大学か、と迷っていたのですが何を勉強したいのか全然決まっていなかったんです。ただ‘英語をやりたい’ということしかなくて。親とも相談するうちに、目標もなく進学するのはどうなんだろう、ということになり、まずは就職してその間に興味のあることを見つけようと決めたんです。英語系の専門学校をキーワードにインターネットで検索をしてJCFLを見つけたのですが、中でもエアライン科に興味を惹かれました。単純に‘CAになったら色々な国へ飛べるのかな’と。笑） JCFLは就職率も、エアライン業界への実績も良かったですし、色々な学科があるので進路が万一変わっても対応できるかなという安心感があって決めました。
Ｑ エアライン科から大学編入専攻へ進路を変えたのはどうしてですか？
Ａ 1年の夏休みにカンボジアやラオスの子どもに絵本を贈るボランティア活動に参加したことがきっかけで、貧困や難民といった問題を以前よりも身近に感じられるようになりました。もっとこの分野を勉強してみたいと思ったんです。一旦就職をしたら大学へ行く気持ちは薄れてしまうかもしれないと感じていた時に、担任の米川先生が選択肢の1つとして大学編入のことを教えて下さり、大学編入専攻へ転科することを決めました。
Ｑ 立命館大学の編入試験に合格した勝因は何だと思いますか？
Ａ TOEICの点数だと思います！今年から英語の試験の形態が変わって、TOEICかTOEFLのスコアを英語力として評価することになったので、春からは上げられるだけ上げようという気持ちでTOEICの勉強をしていましたね。それまでは、TOEICに関しては授業外では何もやっていなかったんです。それでも入学時の540点からは160点アップしていたのですが、春からは家でも問題集を解いたりして、最終的に820点まで上がりました。JCFLの授業は、読む・聴く・書く、と全体的に力を伸ばすことができましたし、大学編入専攻に移ってからは苦手なリーディングやライティングの授業が多かったので、文法や単語の基礎ができてTOEICのスコアアップにつながったのかなと思います。
Ｑ JCFLの授業で学んだことや先生のサポートで、大学編入試験に特に役に立ったことは？
Ａ 小論文の授業です。宇都宮大も立命館大学も小論文の試験があったので、授業で時間内に書き上げる練習をしていたのは良かったと思います。立命館大学では専門分野に関する小論文2題が出され、時間的にはいっぱいいっぱいでしたが何とか書き上げることができましたから。それから、ビジネスマナーが面接試験で役立ちました。特に意識しなくても敬語が出てきたのは、やはり1年前期にエアライン科でみっちりやっていたお陰かなと思います。宇都宮大学の面接試験前には石橋先生が1対1で面接練習をして下さって、それが自信につながりましたね。あとは、国際関係論の授業で、広く浅く色々な分野の知識を得られたのが良かったです。全体を見渡すことで自分が大学へ行って学びたいことが見えてきました。やりたい事が明確になると志望動機書が書きやすくなりますし、自信を持って面接に臨めると思います。
Ｑ 大学ではどんなことを学ぶのですか？今後の目標は？
Ａ 今年2月のコソボ独立をきっかけに改めて旧ユーゴスラビア紛争の背景を調べてみて、民族紛争そのものに興味が出てきたんです。大学では民族紛争について幅広い知識を得て、多角的に捉えられるようになりたいと思っています。大学院へ進み、将来はそれまでの研究を基にして、民族紛争の解決に少しでも役立てるような働きができたらと考えています。
Ｑ 大学編入を考えている人にメッセージ
Ａ 大学編入専攻は英語の授業が充実しているので、TOEICのスコアも伸ばせると思うし、色々な資格も取れます。大学で過ごす2年よりも、内容の濃い2年間を過ごせるんじゃないかなと思います。私は大学編入専攻でやりたいものが見つかったので、あのままやりたい事が明確でないまま大学へ進んでいたよりも自分自身で考える時間が取れたことは良かったと思っています。また、大学編入専攻には受験のカリカリした雰囲気がないので変な焦りは感じませんが、みんなやりたい事に向けて頑張っている人ばかりなので目標を見失うことなくここまで来られました。もしも今進路に迷っていても、JCFLには色々な学科があり、転科のシステムもあるので進路変更も可能です。就職にしても大学編入にしても、その道に進むための環境は整っているので、その環境を活かすことができれば、自分の夢や目標に近づいていける学校だと思います。
